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学部・大学院数理物質科学専攻・環境機能科学専攻(博士前期)


専攻の教育理念と教育目的

21世紀の人類社会は重大な転換期にあると言われています。豊かさを求めてきた人類の営みが地球環境に大きな負荷を与え,人口問題,食糧問題,環境問題が確実に深刻になりつつあるからです。科学・科学技術はこれらの問題を直接間接に解決するためにこそ,役立たねばならないでしょう。そのために,今日の科学・科学技術を継承し発展させるだけでなく,地球環境を見据える視野の広い高度専門職業人,科学技術者,科学研究者,教育者が求められています。そうした時代の要請に応えるべく,理学系2専攻の数理物質科学専攻と環境機能科学専攻は次の様な理念のもとで人材教育に取り組んでいます。

 

  1. (志願者の受入れ)社会人も含めて全国,全世界の大学の卒業生(または同等の有資格者)を受け入れる。
  2. (カリキュラム)学士課程から前期課程修了まで一貫性のあるカリキュラムを編成する。
  3. (教育内容)原理的な学理を極めることによって幅広い応用力を導く教育に力点を置く。
  4. (育成する人材)未来の人類,社会と地球環境を見据えつつ,今日の科学・科学技術の継承・発展をリードすることのできる人材を育成する。

理学系2専攻は,育成した人材を社会の様々な分野に供給することによって,文化文明を科学で発展させるとともに,地球環境と人類社会との調和を科学で図ることを教育事業の目的としています。

修了後の進路

  就職先は右図に示すように,製造業,建設業・鉱業,情報通信業,専門・技術のサービス業が3/4を占めます。数理科学コースが他コースと違って学校・教育産業と情報通信業に就職者が多いという特徴があります。

図:H20~H22年度修了生168名の就職先業種。製造業には製薬,食品工業を含む。

理学系専攻修了生の就職 

取得可能な学位

    理学系2専攻を修了するとき,「修士(理学)」の学位が授与されます。

取得可能な資格

    所定の単位を修得することにより,中学校教諭専修免許状および高等学校教諭専修免許状を取得することができます。免許状の教科は数学(数理科学コース修了者)または理科(数理科学コース以外のコース修了者)です。ただし,種類,教科が同じ一種免許状を取得しているか,またはその取得要件を満たしていなければなりません。

専攻のディプロマ・ポリシー

DP1.(科学的分析力/認知的要素)自然科学の高度な専門知識と技能に基づいて,社会の様々な現場における科学・科学技術的課題を洗い出すことができる。

DP2.(科学的解決力/精神運動的要素)自然科学の高度な専門知識と技能を社会の様々な課題に応用し,その科学的解決を主導することができる。

DP3.(科学・科学技術に対する評価力/情意的要素)文化文明に展開される科学・科学技術を,人間,社会および地球環境との調和の観点から評価することができる。

 

各コースでは,特化的または補足的なディプロマ・ポリシーを掲げています。コース名をクリックすると表示されます。

(準備中)

数理物質科学専攻:  数理科学コース   物理科学コース   地球進化学コース

環境機能科学専攻: 分子科学コース   生物環境科学コース  

専攻のアドミッション・ポリシー

博士前期課程の理学系2専攻は,目標とする人材を育成するために,社会人も含めて全国,全世界の大学卒業生,大学卒業予定者を対象に,次のような資質または志をもつ入学志願者を募っています。

 

  1. 学識の基礎/認知的要素) 学士課程で自然科学の基礎を学び,その学理をより深く修めるための用意が十分にできている。
  2. 基礎的研究活動力/精神運動的要素) 研究活動を行うための強い動機と基礎的技能をもっている。
  3. 科学に生きる意志/情意的要素)科学をさらに深く修めて高度専門職業人,科学技術者,または科学研究者として立身し,科学・科学技術を人類,社会,地球環境のために役立てたいと志している。

専攻のカリキュラム・ポリシー

カリキュラムの概要

理学系2専攻は以下のような理念のもとでカリキュラムを編成しています。

 

  1. 本学理学部学士課程からの接続性を確保し,大学入学から前期課程修了まで円滑で効果的な教育を実現する。
  2. 原理的な学理を極めることによって幅広い応用力を身につけた人材を育成する。
  3. 専門分野の細分化が進行するなかで,多様な分野の教育研究者の機動的な連携を強化することにより,幅広い学識を身につけた人材を育成する。

 

博士前期課程のカリキュラムは,コア科目,発展・総合科目と共通科目の3つに区分され,それぞれ次の目標をもって実施されます。

  1. コア科目は講義科目としてコースの中核を成し,極めようとする分野の高度な基盤を確立する。
  2. 共通科目は特定の履修コースの中核的講義科目として高度な学問的基盤を確立すると同時に,専攻内の他コースにおいては重要な関連領域科目として深い学識の幅を拡大する。
  3. 発展・総合科目に配置されている講義科目を通して,多様な関連領域を学び科学・科学技術への理解と関心を拡大する。
  4. 発展・総合科目に配置されているゼミナール,実習,課題演習を通して,理論の運用,実技,資料収集調査,発表・討論等の諸能力を向上させ,技術者,研究者としての基盤的実践能力を確立する。

 

また,研究指導を通して,科学的な思考と論述の能力を高め,研究技術を幅広く獲得し,創造性の高い研究力を培います。

カリキュラム・マップ