愛媛大学


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教員・学生・卒業生の声

OB/OG

井手上 祐子さん

理学部(平成19年度卒業)
愛媛大学大学院理工学研究科博士前期課程(平成21年度修了)
愛媛大学大学院理工学研究科博士後期課程(平成21年度入学)
長崎県 私立鎮西学院高等学校出身
愛媛大学での研究生活

 私は宇宙に感心があり,宇宙を学べる大学を志望校としていました。実は,愛媛大学は第一志望ではありませんでした。宇宙を学べる大学として有名な大学ばかりを意識していたため,愛媛大学で宇宙が学べることすらよく知りませんでした。しかし,愛媛大学は私が意識していたような大学に遜色のない,素晴らしい大学だったのです。
 愛媛大学には宇宙進化研究センターが設立されており,銀河・ブラックホール・宇宙プラズマなどの分野を専門とする業界の最前線を走っておられるスタッフが揃っています。宇宙に関する授業を受講したり,センターのスタッフの元で研究を行うことができます。私もセンターのスタッフの方々から様々なアドバイスをいただきながら,憧れだった銀河の研究を行ってきました。
 研究成果が出れば,学生でも研究会に参加し,発表することが可能です。私は,国内に留まらず国際研究会にも参加し,口頭発表も経験することができました。他にも観測のためにハワイやアリゾナに渡航する機会もありました。その度に他大学の学生や研究者と関わる機会があり,議論することで研究も進み,知り合いも増えます。入学当時は全く想像していなかったことですが,私には現在,日本国内だけでなく海外にも共同研究者がいて,たくさんの天文学者の友人がいます。驚くことに,私にとってかつては芸能人のように遠い存在だった天文学者を,今では身近に感じられるようになりました。
 愛媛大学には,多彩な経験をすることのできるチャンスがたくさんあったように感じています。皆さんの頑張り次第でチャンスはたくさん見つかります。大切なのは,“大学に入ること”ではなく,“大学に入ってから何をするか”ということ。後者がはっきりと見えている皆さんならば,愛媛大学はきっと皆さんにとって素晴らしい環境の整った大学です。皆さんも,愛媛大学で自分なりの有意義な大学生活を満喫しませんか。

OB/OG

中村 光則さん

理学部(平成22年度卒業)
愛媛大学大学院理工学研究科環境機能科学専攻(平成23年度入学)
鳥取県 鳥取県立鳥取西高等学校

 私は平成23年3月に愛媛大学を卒業し,現在同大学の大学院の有機化学研究室に在籍しています。今の生活は学部の時とは比べ物にならないくらい忙しく,大変ですが,その分充実した毎日を送っています。学部の時に学んだ知識を活用して,SHD(スタディヘルプデスク)と呼ばれる学生に対する勉強相談を行う組織に参加し,後輩に勉強に関する指導を行う活動もしています。研究面では,企業や他大学の先生方と協力し,新しい蛍光色素や樹脂などの機能性材料の開発やその効率的な合成の模索を行っています。研究を進める上で,数多くの困難や失敗に直面する事もあります。しかし,それらを乗り越え,自分の求めた化合物を作り出した瞬間は,その人にしか味わえない喜びを感じる事ができます。また,学会や共同研究などによる全国の研究者との交流も多く,良い刺激となっています。他にも論文講読,授業,学生実験の補助など,時間に追われる生活ですが,自分の興味や好奇心を追求した結果,今の自分があるのだと思うと充実していると感じます。
 松山市は海と山に囲まれ,年中を通して過ごしやすい町です。愛媛大学は町の中心部に近く,少し歩けば温泉もあり,休日やプライベートも充実した時間が過ごせるでしょう。愛媛大学は学生の意思を尊重する方針をとっており,自分から働きかければ必ず楽しい学生生活を送る事が出来るはずです。また,教育にも力を入れており,自ら学ぼうとする姿勢を持てば必ず自分にとって貴重な知識や経験が得られると思います。皆さんも愛媛大学に入学し,自分のやりたい事を探してみませんか?

教員

榊原 正幸 教授

理工学研究科 数理物質科学専攻  専門分野:環境岩石学

オンリーワンを目指そう! 
 高校生の皆さん。皆さんは,大学進学が近づくにつれて,将来自分が何を勉強し,卒業後どんな職業に就くか,日々,夢と期待に胸を膨らませていると思います。大学に入る前の皆さんへ是非伝えたいことがあります。日本人の性格?もしくは習性?として,他人と意見が大きく異なる時,それを口に出すことを控えてしまうということがあると思いませんか?たとえば,友達と食事する時に,あまり食べたいものもないので,無難に友達と同じものを注文したり。
 自然科学の研究では,新たに研究分野を切り開くブレイク・スルー(突破口)がなかなか見つからないことが多いのです。その時,他の人と違う視点や発想がとても重要になります。ちょっとしたきっかけ,たとえば失敗した実験やフィールドで発見した正体不明の岩石など,が新たなブレイク・スルーを生み出すのです。その時に必要なものはユニークな感性なのです。もし,今,自分の考え方が他人と何か違うと感じている人は,是非,その感性を大切にしてください。そして,是非,愛媛大学でその感性の蕾を大輪へと開花させてください。
 現在,私は基礎的な地球科学分野の研究から,環境汚染の修復など応用分野も研究しています。どの研究でも,私が目指すものはオンリーワンです。皆さんも一緒にオンリーワンを目指してみませんか?  

教員

和多田 正義 准教授

理工学研究科 環境機能科学専攻 専門分野:進化遺伝学
好きこそものの上手なれ?

 10年ほど前,他の大学の先生から電話がかかってきました。「君はショウジョウバエが好きではないのですか?」。私は長い間,ショウジョウバエを使って研究をしてきましたが,ショウジョウバエを好きだとか嫌いだとか考えことはありませんでした。そこで私は「魚を,見たり,釣ったり,食べたりするのは好きですが,ショウジョウバエの好き嫌いを考えたことがありません」と答えました。しかし,その電話がきっかけで,あるプロジェクトに関わり,今でも続けています。この10年の間,日本中のショウジョウバエを採集するために,北は北海道から南は小笠原諸島や西表島まで,日本各地に出かけてきました。研究室でいろいろな種類のショウジョウバエを苦労して飼育していると,不思議なことにショウジョウバエが好きになってきたのです。そうすると研究も益々楽しくなってきました。今では,そのプロジェクトが縁で日本のみならず,世界中のショウジョウバエの研究者と知り合いになり,私の研究も発展していきました。私は,「好きこそものの上手なれ」ということわざに,“縁があっておこなっていることも,好きになれば益々発展してうまくいく”という新しい意味を見いだしました。皆さんも自分のやっていることが好きですか。

OB/OG

葛原 大軌さん

理学部(平成17年度卒業)
愛媛大学大学院理工学研究科環境機能科学専攻(平成20年度入学)
愛媛県 愛媛県立松山西高等学校
研究生活

 有機化学研究室に所属し,有機薄膜トランジスタや有機太陽電池等の次世代技術に用いるための色素合成を行っていて,最先端の研究に携われることにとてもやりがいを感じています。
 有機合成の一番の魅力は,自分で考えた化合物を自らの手で生み出せることです。もちろんその過程では多くの失敗や困難なことがあり,乗り越えるためには,強い精神力や努力が求められます。
 しかし,その壁を乗り越えたときの達成感は,実際に研究を行った人にしか味わえない素晴らしいもので,また一連の試行錯誤によって自らの研究能力が向上していくのを実感できます。また,学会や共同研究などで日本はもちろん,各国の研究者と接する機会が多くあり,良い刺激を受けることができます。このように愛媛大学は研究をするための十分な環境が整っています。
 最後に,私は博士課程に進学してから,理学部の同級生だった妻と結婚し,さらに子供が誕生するという人生における一大イベントを経験しました。今は研究と子育てを周囲の人たちの助けによって両立し,充実した毎日を過ごしています。
 ぜひみなさんも愛媛大学でやりがいを感じられることや,大切な人,友人を見つけて,充実した大学生活を送って下さい。