愛媛大学


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先端研究・学術推進機構無細胞生命科学工学研究センター


生命の謎を解き明かす

施設の理念

愛媛大学が世界に先駆けて確立した無細胞タンパク質合成法とは,コムギ胚芽の遺伝情報発現系を人工容器内に取り揃え,DNAの塩基配列情報をもとに高品質のタンパク質を試験管内で自由自在に生産する技術です。本手法では生細胞を用いないので,これまで飼育・培養が原理的に困難な領域や生命倫理の観点や生物汚染など危険性を伴う分野においても,生命体に手に触れることなしに試験管内での生命科学研究が可能になります。さらに,生命体が進化の過程で選択しなかったタンパク質分子を作ることさえも可能です。独自に開発した世界初の全自動タンパク質合成装置は,既に国内外で稼働しております。

本センターでは,このような独自技術を基盤として,神秘的な生命現象を物理学や化学の言葉で理解する生命科学研究と,40億年間かけて磨かれてきた優れた生物機能を新規産業創成に利用しようとする応用研究を展開しています。

施設の概要

本センターには,以下の4研究部門が設置されています。

ひとこと紹介

全自動タンパク質合成装置DT_II(写真A)を用いると,遺伝子を添加するだけで精製したタンパク質を得ることができます。現在,我々の完成させたこのようなタンパク質合成技術をフルに活用するマラリアワクチン開発国際プロジェクトなどを進めています。右(写真C)は,ビル&メリンダ・ゲイツ財団の研究費支援を受けたプロジェクトキックオフ会議(2007年)のひとコマです。