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基礎科学の発展と多くの先端技術の開発に支えられ,20世紀には宇宙の探求が精力的に進められてきました。 21世紀に入り,宇宙の年齢が約137億歳であることもわかり,宇宙の探求に拍車がかかっています。しかし,その一方で,私たちの住む宇宙は,未知の暗黒物質に操られ,さらには暗黒エネルギーによって加速膨張していることも示唆されるに至っています。探求すればするほど,宇宙にはまだたくさんの謎があることがわかります。このような状況の中で宇宙の理解を進めていくには,いろいろな研究方法がありますが,できるだけ基本的なスタンスで進化する宇宙の姿を調べ尽すことが肝要です。そこで,本研究センターでは「宇宙の進化」に焦点を当てて総合的に研究展開し,宇宙探求の分野で最先端の研究および研究者の養成を行っています。
本センターでは次の3部門を設置し専門的な研究を行っています。
これらの研究分野では,銀河,暗黒物質,宇宙の大規模構造,銀河中心核にある巨大ブラックホール,宇宙プラズマに関する幅広い分野をカバーし,綜合的に最先端の研究を行っています。
ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プロジェクトである「宇宙進化サーベイ」(通称,コスモスプロジェクト)を推進しています。また,宇宙初代天体の探査も始めています。
X線天文衛星からの観測データなどを使って,ブラックホールの研究を進めています。また,宇宙の高エネルギー現象を極めるため,日本のX線天文衛星計画にも参加しています。
コンピュータシミュレーション,太陽・地球磁気圏観測衛星からの観測データを使って,宇宙空間で起こる爆発現象の研究を進めています。