農学部・農学研究科教員紹介パンフレット2020
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農地の物質循環~食料生産と環境保全~有用資源を農地へ!教育・研究内容紹介1教育・研究内容紹介2食料生産学専攻 農業生産学コースキーワード農地生態系、物質循環、食料生産私たちが生きるために必要な食料をつくる「農地」では、作物が育つのに必要な養分は時に環境に悪影響を及ぼします。農地の「土」に含まれる炭素や窒素、リン、カリ等の栄養素がどのように変化しているのか、また、土と植物と水と空気をどのように移動しているのか、そのことを解明し、安定的な食料生産や健康な土壌と環境を保つための研究を行っています。研究は畑、水田、果樹園、草地等、あらゆる農地を対象に、作物の種類にとらわれない「農地」としての普遍的な原理を追求します。実際に農地で生じている現象の「見える化」を通し、より農業に役に立つ実践的な知識をもつ人材を育成します。日本で「廃棄物」とされ処分されているものは、実は使い道や効果がわからないだけでとても有用な「資源」となる物が多くあります。「廃棄物」を「資源」として利用し産業と農地との「資源」の循環を進めること目指し、作物生産や土壌の健康を保つために有用な「資源」を正しく評価する研究を行っています。何が「資源」となるのかを見極め、地域の農業が求めていることに正しく応えられる、地域の農業の発展に貢献できる人材を育成します。当真 要 准教授土壌肥料学水田での温室効果ガス動態の調査愛媛果試第28号へのスラグ資材施用試験19地域の植物資源を活用するために

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