農学部・農学研究科教員紹介パンフレット2020
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食料生産学科・専攻生命機能学科・専攻生物環境学科・専攻ひとびとへ森林を伝える森林にかかわるひとびと教育・研究内容紹介1教育・研究内容紹介2生物環境学専攻 森林資源学コースキーワード森に生きる、森を生かす、森と生きるるための方策を探ります。ども研究対象となります。いう意識が必要となります。そうありつづける、という事例を検証していきます。し、願望や思い込みを排して本当の姿を浮き彫りにします。解者でありたいという意識が必要となります。76寺下 太郎 准教授森林教育森林資源は持続可能な社会づくりに不可欠である、という認識を共有すすなわち、森林の持つ多機能性・循環性・持続性といった特徴を、広く社会に普及啓発しながら、森林・林業に対する意識の変革を促す教育方法のあり方について研究します。研究対象となる枠組みには、森のようちえん、農業高校の林業科、林業大学校、大学の森林科学科などや、普通教育の枠内での科目、たとえば理科や社会などの中の単元などがあります。さらに、固有の施設や組織を持たない、イベントやプログラムづくりなその際、傍観者にとどまるのではなく、自ら実践するものでありたいと森林は人間の文明社会を支える重要な要素であった、そしてこれからもすなわち、産業、文化、政治、歴史などの中に現れる森林の影を見出森林をどのように利用してきたのか、それによって人間社会はどう変化してきたのか、森林と人間社会とが相互に影響を与え合う状況を全体の枠組みとした上で、森林を利用する活動だけでなく、森林を育成する活動、森林と共に生きる活動、それらすべてがテーマとなります。その際、ひとびとの暮らしに対する批判者ではなく、誠実に向き合う理森とともに、ひろく、ふかく、ひとびとと。

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