■VOICE|在学生の声■VOICE|卒業生の声06 愛媛大学工学部は私たちが入学する年から工学科の1学科制となり、1年生の間は様々な分野を広く勉強することができます。1年次の授業を通して社会基盤や防災の重要性を強く感じ、社会基盤工学コースに進むことを決めました。 本コースでは、生活に欠かせない社会基盤について、コンクリートなどの建設材料から、道路や橋などの構造物のメンテナンスの内容まで幅広く学ぶことができます。座学形式の科目だけでなく、ドローンを用いた測量や、3次元データモデルを作成する演習などもあり、大学での学びが実際の現場とどのように繋がっていくのかを肌で感じることもできます。 私は、自ら研究室への早期配属を希望したり、ボランティア活動にも挑戦中です。新たな挑戦には勇気が必要ですが、皆さんも自分を信じて一歩を踏み出してみて欲しいです! 私の就職先は四国地方整備局です。国家の基盤となる重要構造物に携われるため、非常にやりがいのある仕事だと思います。また、道路、河川、港湾・空港と分野が分かれているので、専門性が高いというのも魅力の1つです。仕事では大学で学んだ知識以上に幅広く深い知識が求められます。私は希望する道路分野に配属され、充実した毎日を過ごしています。 大学生活にも後悔は残してほしくありません。社会基盤工学・社会デザインコースで充実した大学生活を過ごしてください。社会基盤工学実験土木・環境分野の基礎理論をさらに深く理解するため、「社会基盤工学実験」の授業では、構造力学、水理学、土質力学、コンクリート工学の4分野の実験を行います。実験を通して力学的なセンスを養うとともに、実験結果の考察やレポートを通してコミュニケーション能力の向上を目指します。橋梁デザインコンペティション建設業務では計画・調査段階から維持管理までのプロセスで3Dモデルの活用が進められています。「橋梁デザインコンペティション」の授業ではCIMソフトと呼ばれる3Dモデリングを行うソフトウェアを用いて、実際の設計を想定した演習を行います。Department of Civil and Environmental Engineering, Ehime University瀬戸内工学土木・環境分野で扱う問題は個別の理論や技術だけでなく全体像を捉えることが重要です。「瀬戸内工学」の授業では四国の道路や河川を対象として、現場見学を通した実践的な設計演習を行います。『 現場へと繋がっていく学びが楽しい 』 社会基盤工学コース / 2019年度入学 奥田 真優さん『 充実した毎日に後悔なし 』社会基盤工学コース / 2016年3月学部卒業 星川 菜津美さん勤務先:国土交通省 所属:四国地方整備局 西条国道維持出張所社会基盤工学コースのカリキュラムはこちら ▲Curriculum|カリキュラム特色ある授業
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