07Courseまちづくりや国土のマネジメントは、これまでのように理系の技術者だけの仕事ではありません。社会デザインコースは、文化的な素養を持ち、社会や経済に明るく、またデザインや景観のセンスを持つなど、多様な個性を持つ技術者を育成するコースです。理系に加えて文系の学生も積極的に受け入れ、豊かな未来社会を実現することができる広い視野を持った技術者を育成します。災害・環境対策など、さまざまな課題にこたえて社会を総合的にデザインできる人材を育てるため、文理融合型の教育を行います。02社会科学的な視点で「まちづくり」まちづくりには、単に街やライフラインを発展させるだけでなく、公共空間のデザインや自然環境の保護、土砂災害や水害に対する防災の視点を盛り込むことも必要です。これらの社会的要求にこたえるためには、さまざまな人々の意見に耳をかたむけ、コミュニケーションをとりながら社会全体が心豊かに発展していくような方策を考える必要があります。そのため、人文・社会科学を含んだ幅広く自由度の高いカリキュラム構成となっており、学生が主体的に科目選択することができます。03少人数教育の充実社会デザインコースのコース定員は25名程度と少なく、学生一人ひとりの学習状況や理解度に合わせた少人数教育が行われています。教員から一方的に話を聞く授業だけでなく、学生が主体的に取り組む演習を積極的に取り入れており、インプットだけでなくアウトプットを行うことで、理解を深めたり表現力を高めたりする効果が生まれています。また、学期ごとに、担当教員による学生一人ひとりに対するきめの細かな履修指導も行われています。国土・地域のマネジメントを先導できる人材の育成01多様な人材の受け入れと育成子どもからお年寄りまで皆が住みやすく、持続可能な都市をデザインするためには、多様なバックグラウンドと個性を持つ人材が必要です。そのため、社会デザインコースでは、愛媛大学工学部の中で唯一、文理型入試を実施しており、文系の生徒も積極的に受け入れています。また、国際的に活躍できる人材の育成を念頭に、実践的な英語コミュニケーション能力を身につけることを目的とした英語教育も充実しています。■社会デザインコースのPOINT社会デザインコースCivic Design
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