社会共創学部ガイドブック2022
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12345地域資源マネジメント学科[ 文化資源マネジメントコース ]◎ 瀬戸内における塩田遺産の保存・利活用◎ 伝統的飲食文化の活用を通じた地域振興◎ 風土を活かした観光まちづくり・観光情報発信◎ 伝統文化の保存・継承と連動したエコツーリズムの可能性[ スポーツ健康マネジメントコース ]◎ 成人の健康と姿勢に関する研究◎ 地域に健康と活力をとどけるイベント企画実践研究◎ スポーツデータ分析研究◎ 「スポーツ・身体活動」が「○○」に良いと主張するための  疫学的研究みなさんは資源というと何を連想しますか?ものを作るための材料であったり、燃料であったり、あるいは食料などが頭に浮かぶことでしょう。私たちは少し違った形で資源を捉えていて、過去から現代まで地域で受け継がれているもの全てを地域資源と考えます。例えば風習、芸能、文化財、遺跡といった言葉で表現できます。残念なことに、これらは都会発信のエンターテイメントの陰に、地域でも忘却されようとしていますが、これを活用しない手はありません。きっとそれらがみなさんにも、そして地域の人々にも知識や癒やし、生きがいを与えてくれることでしょう。教室に閉じこもることなく、自分の脚で地域資源を探究し、活用し、その喜びを地域の人々と分かちあいましょう。地域資源マネジメント学科農山漁村マネジメントコーススポーツ社会学コミュニティ論レクリエーション演習初級中国語体つくり指導実習プロジェクト基礎演習DiscussionWritingWorkshopSkills村上 恭通[学問領域] 人文学系[専門分野] 考古学明石 紗和2019年度入学 松山商業高等学校 出身[愛媛]レクリエーション演習(2019年度時点の時間割)現代社会の諸問題体つくり指導実習初級中国語24◎時間割(2年次後学期 Dさん〔スポーツ健康マネジメントコース〕の場合)その他の教員も紹介中!詳しくはWEBをチェック!主な研究テーマ[ 農山漁村マネジメントコース ]◎ 資源自給に基づく地域社会の再構築◎ 農産物直売所を核とした地域活性化の新展開◎ 花卉産業の需給変化と産地再編◎ 農林漁業における担い手に関する研究フィールドワークから学ぶ地域の魅力私は商業高校出身で、大学に入るまで農業とは無縁の生活をしていました。そんな私が農業に興味を持つきっかけになったのは高校の部活動で、松山産アボカドの普及活動を行ったことです。具体的には、「いいものができても売れず、経営がうまくいかない」という生産者の声を聞き、どうすれば消費者に生産者の気持ち・苦労が伝わるかを考えるようになったからです。そんなときに農業の基礎を学び、それを社会に活かす社会共創学部の地域資源マネジメント学科(農山漁村マネジメントコース)を知り、進学を決意しました。とはいえ商業高校出身だった私は、進学が決まった後も知らない世界に踏み出すことが不安でした。しかし実際にフィールドに出ると、農業の厳しさ、生産者・地域住民の優しさに触れ合う機会が多くありました。そして何度もフィールドに足を運ぶうちに不安だったことを忘れ、よりいっそう地域の魅力に気づくようになりました。地域資源マネジメント学科は、私の所属する農山漁村マネジメントコースのほかに、文化資源マネジメントコース、スポーツ健康マネジメントコースの3コースがあります。まったく違った視点から「地域資源とはなにか」を学ぶ講義を受講し、幅広い視野で物事を捉えることが重要だと知りました。こうした講義で物事の捉え方や思考力を身に付け、フィールドでは専門書にない現場での気づきを学ぶ機会が多くあります。知らない世界に踏み出すことは勇気がいります。ですが、思い切って飛び込むと、思いもよらない成長を実感することができます。S�U��N�’� VO���MO�TU�WE�T�UF�I教員紹介

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