社会共創学部ガイドブック2022
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41/市場にて農産物流通について聞き取り(インドネシア) 2/小学校にて職業に関するワークショップの実施(インドネシア) 3/ホーリー祭に参加(ネパール) 4/地域の若者とともに災害復興に関するワークショップの実施(ネパール)41/工場内の見学 2/工場経営陣への聞き取り調査 3/学生によるインターンシップ研究成果の報告会4/折り紙を通した現地高校生との交流会◎受入企業(2018年度実績)PANASONIC HEALTHCARE INDONESIA, UMEDA FACTORY INDONESIA,FUKUSUKE KOGYO INDONESIA※2019年度、2020年度は実施していないため、掲載なし社会共創学部では、学生が国際的な経験を通して、グローバルな視野から様々な現象を捉えることのできる思考力を修得するために、海外をフィールドとする国際プログラムを正課教育として積極的に展開しています。国際プログラムへの参加を通じて、学生が語学力や異文化理解などの国際的に必要とされる教養を身に付けるだけではなく、これらと課題解決型思考力やサーバントリーダーシップなどの社会共創力とを結び付けて考えることのできる総合的な能力の育成を目指しています。12123327海外インターンシップ海外インターンシップは、海外企業でのインターンシップを通じて、海外企業の就業意識や企業文化を理解し、国際的な経験や視野を身に付けるとともに、これらを社会共創力と結び付けます。内容はインドネシア・ジャカルタに立地する日系企業での10日間程度のインターンシップを中心に、事前の語学研修・文献調査・企業訪問、事後のレポート・プレゼンテーション作成等から構成されます。授業を通して、国際的に活躍できる技能を修得したグローバル人材の輩出だけではなく、国際的な経験と視野を地域社会の場で活用できるグローカル人材の輩出を目指します。寄附講座について(ENDOWED COURSES)■ 社会共創学(伊予銀行)講座株式会社 伊予銀行 取締役頭取 三好 賢治私ども地域金融機関にとって地域活性化は、これまでも、そしてこれからも重要な課題です。愛媛県では、少子高齢化や人口減少が進み始めており、今後さらに加速する時代を迎えます。そして、その流れは都市部より地方でより顕著に表れると予想されているため、地域に密着し、地域と共生する金融機関としても、地域活性化は、解決すべき大変深刻な課題です。このような環境の中で、地域に暮らす多様な人々が共創し課題を解決することを目指す「社会共創」をキーワードとする寄附講座を設置いたしました。本講座を通じ、地域活性化に関する議論が深まりますことを祈念申し上げます。■ グローバル共創人材育成(愛媛銀行)講座株式会社 愛媛銀行 頭取 西川 義教人口減少問題や地域経済の衰退が課題とされる中、当行は、地域とのつながりを大切にする考えのもと、地方創生に貢献すべく、地域密着金融の取組みを着実に実践してまいりました。一方、世界に目を転じてみると、環境問題等我々を取り巻く影響の範囲も全世界的なスケールに及んでいると思います。本講座の設置により、受講者の皆様が、海外のさまざまな文化や価値観を知り、より広い考え方を養うと同時に、地域の良さや課題を再認識することで、地域の未来を共に創る実践的な人材の育成に寄与できれば幸いです。■ 松山アートまちづくり講座松山市文化創造支援協議会 会長 寺谷 亮司松山市は、「市民全員が“まつやま文化人”」を将来ビジョンに掲げた、松山市文化芸術振興計画の具体策を検討する組織として本協議会を立ち上げました。そして、本協議会で策定された具体策を実現するため、愛媛大学社会共創学部に寄附講座を設置することといたしました。平成30年6月に設置した「松山アートまちづくり講座」では、文化芸術をキーワードに、活力のある地域社会を形成することを目的としています。松山市の文化芸術の価値発信や新たな価値創造でもたらされる地域活性化について研究するとともに、文化芸術振興の担い手育成を目指します。■ スポーツ健康科学(村上記念病院)講座社会医療法人社団更生会 村上記念病院からの寄附金により、2019年4月1日に「スポーツ健康科学(村上記念病院)講座」を設置しました。海外フィールド実習Ⅰ・Ⅱ海外フィールド実習Ⅰ・Ⅱは、夏季休業中に実施される学部の選択科目です。本科目は、インドネシア、ネパール、カンボジア等のアジア諸国における1週間から2週間のフィールドワークを中心に、事前の語学研修・文献調査、事後のレポート・プレゼンテーション作成から構成されています。実施国に合わせたプログラムが展開されており、例えばインドネシアでは環境問題、ネパールでは災害復興をそれぞれ主なテーマとしてフィールドワークを実施します。また、いずれのプログラムにおいても、現地の行政・大学・学生・地域住民と協同しながら地域課題の解決に向けた実践に取り組みます。本科目は、学生が語学力や異文化理解などの国際的に必要とされる能力や姿勢と社会共創力とを結び付けて修得することを目的としており、海外での地域的課題とその背景に直に触れることによって、海外における地域的課題を「自分ごと」として理解できるような当事者性の形成を目指しています。国際プログラムG�O��L ���G�A�

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