Ehime University Graduate School of Humanities and Social Sciences163. 修士論文の指導では、主指導教員による徹底した論文指導を行い、実践的研究能力を養成する。リサーチペーパーの指導では、実践的な提案や解決策等を示すことができる能力を養成する。修士論文又はリサーチペーパーの指導には、主副指導教員はもとより、産業システム創成専攻で実施される「構想発表会」「中間発表会」「成果発表会」を通じて、産業システム創成専攻及び研究科の複数の教員がかかわる。4. 大学院修了後、実社会で求められるビジネスマインドを学生に修得させるためにキャリア形成科目を配置し、インターンシップ実践、実践力育成特論、リーダーシップ論など、修了後の希望進路に応じて受講できる科目を配置する。· 各科目の教育目標に応じて、講義、フィールドワーク、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション、eラーニングなど、最適な形式で授業を開講するとともに、時間外学習を促す。· 演習には幅広い専門分野の複数教員の集団指導を取り入れる。· 学生は、自己の学修の振り返りと主体的な学びを実現するために学修ポートフォリオを作成する。2年次には複数回の研究発表会を開催し、学生自身の達成度を確認する。· すべての科目において、客観的な評価基準に基づいて、筆記試験·口頭試問·レポートなどにより厳格な成績判定を実施する。経済学·経営学、社会科学の学際的複合領域について、学士課程修了相当の基礎的な知識と理解力を有しており、その内容について的確に表現することができる。2. 社会科学に対する幅広い視野と課題設定力経済学·経営学、社会科学の学際的複合領域について、その専門性を幅広い視野から捉えることができ、自ら研究課題を設定することができる。また、研究目標を達成するために、適切な研究方法を用いて多面的視点から諸課題を論理的に考察し、自らの考えをまとめることができる。3. 地域社会への関心と課題解決への意欲地域社会の持続可能な発展に強い関心を持ち、実践的研究を用いて地域の諸課題を解決し新たな価値創造に寄与する意欲を有している。4. コミュニケーション能力と他者と協働する姿勢他者とコミュニケーションをとりながら、自らの研究課題や成果について、口頭や文章表現によって、的確に伝えることができる。また、学士課程修了者として責任感をもち、多様性を尊重しながら他者と協働的な関係性を築こうとする姿勢を有している。<教育方法と成績評価> 産業システム創成専攻では、基礎的·分野横断的科目から専門分野へ深化するよう各科目群を系統的に配置し、基本的に1単位科目としています。学生は、教育課程の目標に則して開講される科目を、2年間でバランス良く履修します。また「キャリア形成科目」を2年次に配置することで、ビジネスマインドを涵養します。さらに、専門科目(実践科目)では、地域ステークホルダー等と連携し、実践的な研究能力を育成します。<カリキュラムの評価> 修士論文又はリサーチペーパーの内容、学修ポートフォリオなどによる学生の自己評価、学生に対するアンケート調査、就職先へのヒアリング調査などの分析を実施し、学修到達目標の達成状況や学位の学術的な水準について検証します。<求める入学者像>1. 志望分野の専門的知識と表現力<入学者選抜の方針> 基礎的な知識·技能、それらを活用する能力、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度などを、筆記試験や口頭試問により多面的·総合的に評価します。また、留学生に対しては外国人留学生特別選抜を採用し、多様な属性をもつ意欲ある学生に対して門戸を開きます。社会人に対しては社会人特別選抜を採用し、企業·自治体又はNPO等での活動によって得た知識や経験を筆記試験や口頭試問で評価します。専攻のアドミッション·ポリシー(AP:入学者受入の方針)
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