19Ehime University Graduate School of Humanities and Social Sciences 本格的な人口減少時代を迎える中、地域住民、企業、行政、NPO団体等、様々な関係者が協力し合いながら、いかにして地域社会の存立を維持していくことが出来るかが問われています。文系と理系を問わず、様々な学問分野を学びながら、これからの「都市・地域社会のあり方」を考えましょう! 急速なグローバル化により、人種や国籍、文化や習慣などの異なるメンバーが“ワンチーム”として活動する機会が増えています。併せて、メンバー同士の円滑な協働を生み出すリーダーシップの重要性も増す一方です。理論や実践例を通して、関係する知識やマインド、スキルについて共に学ぶことを楽しみにしています。 不確実性が強調されるこれからの社会の中で、課題発見・解決につながる力の中核となるリーダーシップについて、様々な実践例をもとにアカデミックな視点から本質に迫ります。地域コミュニティーへ向けたより良い働きかけが、主体的に実践できる人材としての素養について共に学んでいきましょう。HATORI Tsuyoshi学位 : 博士(工学)主な担当科目 : 公共ガバナンス【研究のキーワード】合意形成、公共ガバナンス、社会心理学MURATA Shinya学位 : 修士(経済学)主な担当科目 : リーダーシップ論【研究のキーワード】組織論、リーダーシップ論、人的資源管理論YAMANAKA Akira学位 : 博士(教育学)主な担当科目 : 実践力育成特論【研究のキーワード】リーダーシップ、学習理論、スポーツデータ分析、スポーツボランティア 地域を再生していくためには多くの主体がもっている知を活かして新たな動きを作り出していく営みが必要不可欠です。そのために自分自身で専門的知識を深めるとともに、多くの人との関わりを通じて大きく考えて判断できる力を養い、それらを実際にプロジェクトに応用して動かしてみる経験をこの大学院で積みましょう。 日本に数少ない地域商業の専門研究者です。最近は、子育てや「自分らしい生き方」を重視するワークライフバランス志向の商業者にとって、衰退商業地がむしろ経営適地とみなされるようになっていることを、事例研究によって明らかにすると同時に、そうした兆候の流通論的含意についても検討しています。 日本の農業が産業としてマイナー化している一方、農村地域に目を向けると一部では自発的な組織を作り、生産者と消費者が一緒に産地を支える動きや、産地内部での多様な担い手の確保による産地維持などの取組がみられます。こうした実践から学び、地域課題の解決についてともに考えていきましょう。MATSUMURA Nobuhiko学位 : 博士(工学)主な担当科目 : 地域マネジメント【研究のキーワード】都市・地域計画、復興まちづくり、態度行動変容YAMAGUCHI Nobuo学位 : 博士(商学)主な担当科目 : 地域商業論【研究のキーワード】流通、地域商業、再販売購入者、まちづくりYAMAFUJI Atsushi学位 : 博士(農学)主な担当科目 : 地域組織論【研究のキーワード】農産物直売所、農村活性化、農産物マーケティング産業システム創成専攻・教員紹介羽鳥 剛史 教授村田 晋也 講師山中 亮 准教授松村 暢彦 教授山口 信夫 准教授山藤 篤 講師
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