Ehime University Graduate School of Humanities and Social Sciences64. 大学院修了後に実社会での活躍に求められるビジネスマインドを学生に修得させるためにキャリア形成科目としてインターンシップを置き、修了後の希望進路に応じて受講できる科目を用意する。人文社会科学における志望分野について、学士課程修了相当の専門的な知識をもち、その内容について的確に表現することができる。2. 人文社会科学に対する幅広い視野と課題設定力人文社会科学における志望分野について幅広い視野から論理的に捉えることができ、主体性をもって研究課題を設定することができる。3. 社会への知的好奇心と学びに向かう意欲社会に対する知的好奇心をもち、その発展に寄与するために学びに向かう意欲を有している。4. 学士課程修了者としての責任感と態度学士課程修了者として責任感をもち、多様性を尊重しながら他者と協働的に関わろうとする態度を有している。<教育方法と成績評価> 法文学専攻では、基礎的·分野横断的科目から専門分野へ深化するよう各科目群を系統的に配置しています。学生は、教育課程の目標に則して開講される科目を、2年間でバランス良く履修します。研究科基礎科目や専攻基礎科目、他コース·他専攻の科目履修を通じて学際的視座を養うとともに、インターンシップなどキャリア形成科目を履修することで、学生の修了後の進路を見据えた教育を行います。普遍的な理論と俯瞰的思考力に基づいて社会に伏在する価値を見出す、高度専門職業人や高度な知的資源をもつ人間を養成することを目的に、研究実践に即した授業を行います。 各科目の到達目標に合わせ、専門科目(講義系)や専門科目(演習系)、研究指導においても主体的な学修を実践し、最適な形式で授業を開講するとともに、時間外学習を促します。また、修士論文又はリサーチペーパーの指導では、主・副指導教員による広い視野からの研究支援を行います。 学生は、自己の学修の振り返りと主体的な学びを実現するために学修ポートフォリオを作成します。2年次には複数回の研究発表会を開催し、学生自身がその達成度を確認できるようにします。 すべての授業科目において、筆記試験·レポートなどにより、客観的な評価基準に基づく厳格な成績評価を行います。<カリキュラムの評価> 修士論文又はリサーチペーパーの内容、学修ポートフォリオなどによる学生の自己評価、学生に対するアンケート、就職先等へのアンケートやヒアリングなど、種々の方法による調査結果を分析し、学修到達目標の達成状況や授与する学位の学術的な水準について検証を行います。<求める入学者像>1. 志望分野の専門的知識と表現力<入学者選抜の方針> 基礎的な知識·技能、それらを活用する能力、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度などを、筆記試験と口頭試問により多面的·総合的に評価します。 選抜方法は、一般選抜、社会人特別選抜、外国人留学生特別選抜、オープン型選抜を実施します。一般選抜のほかに、社会人、外国人留学生、学士課程とは異なる専門分野を志望する受験者(オープン型選抜)に対しても、それぞれが有する知識·経験や実績に応じた選抜方法を設けて評価し、多様な能力をもつ意欲ある学生に対して門戸を開きます。専攻のアドミッション·ポリシー(AP:入学者受入の方針)
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