大学院人文社会科学研究科ガイドブック2026
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Ehime University Graduate School of Humanities and Social Sciences8 政治過程論および比較政治学の実証政治学を専門としています。特に、選挙制度や政党制度などの政治制度を中心に研究しています。大学院では、政治制度論、政治過程論、または、比較政治学の実証的な文献を扱います。受講生が、授業を通じて、実証政治学についての学びを深めることを目標としています。 私は、中・東欧における民族の問題を中心に、歴史政治学(政治史)を専門分野として研究しています。歴史を取り扱う分野ですが、現代的な関心を持つ人にもおすすめです。人間社会の仕組みを知る上で、「実験」が難しいことを思えば、過去の事例を通じて現在を考察する必要性も生まれてくると考えているからです。 以前からリサーチ・メソッドに強い関心があり、定量的・定性的アプローチの双方について、日々アップデートに励んでいます。途上国全体に関心があり、これまで民主化、開発援助、構造的汚職などを研究してきました。今後は難民・移民や中古品貿易について研究をしたいと考えています。 私の専門は国際関係論になります。主に20世紀初頭の日英同盟に対するイギリス外交の歴史を、イギリス帝国の防衛という観点から研究しています。 大学院の授業では、国際関係史に関する文献を受講生とともに読む予定です。特に教員と受講生の間での議論を重視し、国際関係の歴史に対する理解を深めていきたいと考えています。IKEDA Fumi学位 : 博士(総合政策)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅰ【研究のキーワード】政治制度論、政治過程論、比較政治学、実証政治学KAJIWARA Katsuhiko学位 : 博士(法学)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅲ【研究のキーワード】少数民族、移民、外国人労働者MIKAMI Satoru学位 : 博士(政治学)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅴ【研究のキーワード】政治学方法論、比較政治学、計量政治学、混合研究法SUGAWARA Takeshi学位 : Ph.D.(英国)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅶ【研究のキーワード】同盟、戦争、平和 私の授業では、政治システムの分析や公共政策の評価に関連する基本的なデータ分析のスキルを身につけます。到達目標は、(1)R等を用いたデータ分析の基本的なスキルを身につけ活用できること、そして、(2)自らリサーチ・クエスチョンを立て、それに答えるデータ収集・分析・解釈を実際に行えることです。 アジアの歴史、思想・宗教、政治、経済、社会、文化などについて学びます。教員の専門は、南アジア地域研究・社会学で、これまで、ガーンディー主義の思想・運動、インドの環境運動(森林・水資源管理)、インド北東部における戦争の記憶、自然農法のグローカルな展開などについて研究してきました。 行政学や政策過程研究を専門としており、最近では危機管理行政における国と自治体の関係について研究を行っています。 授業では受講生の関心に応じて、国内外の地方自治や地域ガバナンス、あるいは具体的な政策分野や行政実務についての理論的あるいは実証的な文献を扱います。FUKUI Hideki学位 : 修士(法学)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅱ【研究のキーワード】政治システム、公共政策、データ分析、RISHIZAKA Shinya学位 : 博士(地域研究)主な担当科目 : 政治学特殊講義Ⅳ【研究のキーワード】南アジア、脱植民地化、ガーンディーOTA Kyoko学位 : 博士(法学)主な担当科目 : 政治学特殊講義VI【研究のキーワード】行政、地方自治、公共政策、危機管理池田 文 准教授梶原 克彦 教授三上 了 教授菅原 健志 准教授福井 秀樹 教授石坂 晋哉 教授太田 響子 教授

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