愛媛大学ガイドブック2022
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法文学部HAYASHI SUZURUHASE KANA長谷 佳奈Ehime University Guide Book32人文社会学科(昼間主コース)法学・政策学履修コース3年生[ 愛媛大学附属高等学校卒 ]人文社会学科(昼間主コース)人文学履修コース3年生[ 山口県立柳井高等学校卒 ]グローバル・スタディーズ履修コース3年生[ 兵庫県立東播磨高等学校卒 ][ 徳島県立徳島聴覚支援学校卒 ]人文社会学科(昼間主コース)人文社会学科(夜間主コース)人文学履修コース3年生MANABE AKANE眞鍋 茜音NISHIMURA MAKOTO多種多様な講義による学びで、新しい自分と出会えます法文学部は、法律や経済学、人文学、そして国際系など様々な分野の講義を受けることができるという講義選択の幅広さが魅力の一つです。私はグローバル・スタディーズ履修コースで国際金融論のゼミナールに属していますが、金融について学ぶだけでなく、文学や芸術学など多種多様な講義を受けることで、新しい物事に興味や関心を持ち、多角的なアプローチができるようになりました。また、英語プロフェッショナル養成コースや教員引率の海外研修という、大学がサポートしてくれる制度も充実しているため、自分がやりたいと思ったことに挑戦しやすい環境が整っています。やりたいことが見つかっている方もそうでない方も、法文学部でいろいろなものに触れ、新しい自分に挑戦してみてはいかがでしょうか。興味関心のある分野を追求するために、多方面に視野を向けてほしい私は日本近現代史を専攻しており、ゼミでは近代日本における一つの出来事、または人物について史料から読み解くという研究を行っています。その史料が書かれた日時や書いた人物の置かれた状況・立場、誰に宛てて書かれたものなのか等、解釈を誤らないために正しく読み解くことはとても難しいことですが、同時に面白いところでもあります。2年次の後半からはゼミで学ぶことがメインになってきますが、そこから3年生まではあっという間です。3年生になると、自分の興味関心を絞り、テーマを決めて研究を進めていかなければなりません。自分自身も実感していることなのですが、方向性が漠然と分かっていても、そこから具体的なテーマに落とし込むのは簡単ではありません。2年生までの間に本をたくさん読み、高校の教科書からさらに進んだ知識をどんどん得ることが大事なことだと思います。学びで得たものは、人生において必ず役立ちます!私は高校生の時、授業の一環で愛媛大学法文学部の先生の下で課題研究を行いました。研究で学んだデータ分析についてもっと知りたいと思い、法文学部を選びました。当時から興味があった経済学のデータ分析に限らず、政治学や法律学など大学で触れて興味を持った分野まで幅広く受講することで、自分の視野を広げることができました。新しく学びたい分野を日々発見できることは、色んなジャンルの学問を学べる法文学部の魅力だと思います。また、興味がある分野をとことん掘り下げることができるところも面白いです。法律・経済・政治は、どれも生活に無関係ではないのに、学べば学ぶほど知らないことが多いと気が付きました。それらの分野で得た学びが人生に役立つと実感できることも、法文学部の醍醐味だと思います。様々な分野の学びの過程で、自分なりの研究テーマを見つけよう私がこの法文学部を選んだ理由は、様々な分野の学問に触れられることを魅力的に感じたことです。私自身、大学に入ってから何を勉強したいのか決まっていませんでしたが、法文学部では法律や経済はもちろん、外国語や歴史など、1年生の間に様々な学問に触れることができます。その過程で、自分の勉強したいことを見つけることができました。私が専攻している社会学も大学ではじめて知った学問分野で、大学に入るまでは社会学という学問が存在することさえ知りませんでした。私のゼミ担当の先生は食品の安全など、食に関わる社会学を研究していますが、そのほかにもいじめ問題や差別、LGBTQなどといったジェンダーの問題も取り扱っています。自分が何を学習していきたいか悩んでいる人や、色々な可能性を探ってみたいという人におすすめの学部です。Messages from students西村 真林 涼瑠学生からのメッセージ

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