愛媛大学ガイドブック2022
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43221教育学部Ehime University Guide Book36充実した教育実習は愛媛大学教育学部最大の特徴です。1年次の観察実習、2年次のふるさと実習とプレ教育実習、3年次の教育実習、4年次の応用実習など切れ目のない実習と実習をもとに振り返る省察科目が配置されています。長期にわたって学級経営などを学ぶインターン実習のようなオリジナリティのある実習もあります。バラエティに富んだ活動を通じて、教育現場で輝く実践力のある教員を目指します。自転車で10分と程近い場所にある附属学校園との強固な連携を活かし、教育実習だけでなく、土曜学習の指導や授業実践を伴った卒業研究に取り組む学生もいます。ふるさと実習(教職体験実習)観察実習(新入生セミナー)教育学部の専門性を活かし、地域に密着した地域連携実習を通じて学びを深めます。運動会や校外学習の補助、授業の補助、放課後の学習支援など地域の学校や教育委員会などから様々な事業が提供されています。各学年の時間割には通常授業のない「教育体験枠」があり、こういった活動を行う時間が設定されています。一方、フィリピンでの教育実習や米国、中国、韓国の連携大学における研修など、海外での体験や研修も用意されています。グローバルとローカル双方の視点をもつ「グローカルマインド」のある教員を目指します。学校教員は、取得免許によって教えられる学校種や教科が定められています。複数学校種、複数教科の教員免許を取得できることも愛媛大学教育学部のアドバンテージです。小学校免許と中学校免許の組み合わせ、幼稚園免許と小学校免許の組み合わせ、中学校の複数教科の組み合わせ、特別支援学校免許との組み合わせなど、目指す未来に応じた可能性が広がります。複数免許は、小1プロブレムや中1ギャップへの対応、カリキュラム・マネジメントなど現代的な教育課題に対しても強みがあります。さらに、保育士や図書館司書の資格を取得するプログラムも用意されています。専門性とともに総合力を兼ね備えた教育現場で求められる教員を目指します。特別支援教育コース教員免許を取得して、教員採用試験に合格することがゴールではありません。教員になった後も、自ら学び続けることが必要です。愛媛大学教育学部では、近隣の小学校と連携して学級経営や授業の方法を学ぶ「わくわくチャレンジサタデー」や一つのブースを任せられ子どもたちの興味を引く企画を考える「科学の祭典」への出展など、自主的な活動が求められる場面が多くあります。教員採用試験前には、学部のいろいろな場所で自主的な勉強会が開かれています。このような活動を通じて、自ら学び続けることのできる教員を目指します。応用実習実践力のある教員へ教育実習プレ教育実習(実践省察研究)初等教育コース小学校教諭中学校教諭幼稚園教諭特別支援学校教諭高等学校教諭中等教育コース教育学部の施設がより教員になるために適した環境になります教育学部2号館は令和3年3月に改修工事が完了しました。模擬授業教室やオープンラボ教室のある「教職ストリート」も設置され、既に改修が完了した1号館、3号館に加えて、快適な環境で学ぶことができます。また、教育実習の主要なフィールドとなる附属学校園においても、令和元年度に附属幼稚園、令和2〜3年度に附属小学校の改修が行われています。大型ディスプレイや黒板の代わりにホワイトボードが設置されるなど最新の教育環境で教育実習を行うことができます。TopicsPoints学びのポイント0101現場で輝く先生に!0303地域と世界を知る先生に!0202求められる先生に!0404自ら学び続ける先生に!

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