愛媛大学ガイドブック2022
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QQQQQQA本学部では、海外フィールド実習や海外インターンシップなどの国際プログラムを授業(選択科目)として積極的に実施しています。これらの授業では、語学力、異文化理解だけでなく、その地域の人たちと共に実際の地域課題の解決に向けた実践に取り組みますので、単なる留学では身に付けることができない、総合的な能力を身に付けることができます。A地域の課題は多岐にわたっているため、解決策を立案するためには、様々な専門知識や、視点が必要になります。本学部は地域課題を網羅的に解決するため、産業を元気にするマネジメント能力やイノベーション能力、人と自然が共生するまちづくりをデザインする能力、さらには様々な地域資源を社会で活用・創造するマネジメント能力を身に付ける4学科を置き、専門分野の異なる教員を配置して、文理融合の教育・研究を推進していることが特長です。このため、本学部で学べる内容は、経済・経営、水産業、紙産業、ものづくり、環境、防災、農山漁村、文化・観光、スポーツ・健康と多彩です。A環境デザイン学科に地域デザイン・防災コースがあります。このコースでは、実際に現場に赴き、防災に関する知識を学び、持続可能な地球環境や地域社会の実現に向けた多様なテーマに取り組みます。A本学部の教員は、防災情報研究センター、南予水産研究センター、紙産業イノベーションセンター、地域協働センター西条、地域協働センター南予、地域協働センター中予、地域共創研究センター、アジア古代産業考古学研究センターなど、学内の数多くのセンターと兼任しています。皆さんの学びの舞台でも、各センターをサテライトキャンパスとして活用しながら、最先端の技術や先進的な活動に参加し、協働活動を通して実践的に学べる機会を提供します。各センターの詳細は、愛媛大学ホームページをご参照ください。A地域資源とは、地域に存在する特徴的なもので活性化を可能にする自然、人的なもの、文化的なものを意味します。本学科は、その中から農山漁村、文化・観光、スポーツ・健康に関する幅広い専門知識及び研究能力、並びにこれら資源を実社会で活用・創造等ができるマネジメント能力を養い、多様な地域ステークホルダーとの協働を通して地域の資源を活かした活動(自治体や企業内外を含む)を行います。社会共創学部Aフィールドワーク、インターンシップ等の授業では、地域の企業等で働く人たちと実習を行います。このため、地域で行う授業を通して、地域には様々な企業等があるということに加えて、多様な仕事や活動も行っているということを知ることができ、就職活動に活かせる要素が多くあります。また、本学部が目指す育成人材像は、社会人として求められる人材像でもあり、実践力を身に付けられることから就職に有利と言えます。地域の企業等からも、実践力を身に付けた人材を育成して欲しいというニーズが多いです。授業で海外に行くことはあるのでしょうか?最近、日本では災害が多発しています。防災に関する知識・技能を学ぶことはできますか?Ehime University Guide Book46学生の時から地域に入って授業を行うという経験は、就職活動や就職後にどのように活かせますか?社会共創学部は様々な研究センターと連携した活動があると聞きましたが、学生も関わることができますか?地域資源マネジメント学科はどのような学科ですか?社会共創学部の特長はどんなところでしょうか?その疑問に答えます!

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