愛媛大学ガイドブック2022
54/84

::::Ehime University Guide BookSCHOOL OF MEDICINE身につく力自ら学び、考え、実践する力豊かな人間性・幅広い教養・高い倫理観グローカル力53医学科では、基礎医学と臨床医学の分野で独自の教育・研究体制を保持しつつ、両者の枠を超えた緊密な協力体制で教育に取り組んでいます。加えて最先端医療の開拓とともに医学・医療の倫理についても教育活動を行っています。中でも新入生の教育プログラム(55ぺージ、授業紹介)に特色があります。また、看護学科や他大学との合同授業により多職種連携教育にも力をいれています。医学部では、「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」を基本理念としており、学生の多様な志向性を尊重した教育を提供し、医師になってからも、生涯にわたって学び続ける姿勢を身につけます。病める人の身になり、患者のために、全人的視点から最善を尽くす医師・医学研究者の養成を積極的に推進します。基礎医学研究、臨床教育を両輪とした医学教育と、地域医療実習、海外臨床実習の機会を通じて、地域に根差し、世界にも発信できる研究マインドをもった医師を養成します。入試改革を行っています(令和3年度から)医学科では総合型選抜を導入しました。研究医不足や臨床医の偏在など、医学・医療を取り巻く問題への関心とその是正への意欲があり、愛媛県内の医学・医療の担い手となる高い使命感と倫理感を持っている受験生を募集します。看護学科でも「学校推薦型地域特別枠」を新設しました(54ページ、Topics)。授与学位学生数教員数キャンパス学士(医学/看護学)〔医学科〕男子404名/女子294名 〔看護学科〕男子16名/女子248名181名重信キャンパス※2021年5月1日現在アドミッション4年間の大学生活を通して、人の地域での暮らしを支える看護を牽引できる「未来の看護職リーダー」に必要な能力を身に付けます。そのために、地域で暮らす人と暮らしの場の訪問体験や人々の暮らしを支える看護の見学体験をスタートに、県内の中山間地域や離島などの保健・医療を題材に、様々な健康課題を抱える人の地域での暮らしを支える看護を学修します。看護の対象となる人々の一生涯の暮らしと健康や病いの体験を暮らす人々の見方や感じ方で理解し、支援に活かすことができる力を身に付けることができます。看護の対象となる人々の地域での暮らしを常に見据え、人々の誕生から死に至るまでの健康と暮らしを連続的に捉え、その時々の健康課題に対応した看護を実践できる力を身に付けることができます。人の暮らす地域性を看護に活かす力看護の対象となる人々が暮らす地域の特性や様々な社会資源を活かした、保健医療福祉チームの一員としての看護のあり方を自分の言葉で説明できる力を身に付けることができます。主体的な学びや科学的な看護の創造の面白さと大切さに気づき、変動する社会のニーズに対応できる看護職として自ら学び続け、それを支援に活かすことができる力を身に付けることができます。医学部長 山下 政克医学部は、「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」を創立来の基本理念としています。医学部の教育では、「自ら考え、学ぶ」ことに重点をおいた体験学習や少人数グループでの能動学習に力を入れており、それにより医学、看護学を学ぶ楽しさや、課題の抽出と解決法を身につけることができます。また、学生の多様な指向性を尊重した教育を提供することで、地方にあって世界に向けて発信できる医学科、看護学科を目指しています。地域医療に貢献したい方、国際医療に興味のある方、専門的な研究を行いたい方、一緒に医学部で学びませんか。愛媛大学医学部は、志ある人間性豊かな学生を歓迎します。ポリシー身につく力人の暮らしを当事者目線で理解する力人の一生涯の暮らしを支える看護を実践する力不断に看護を学び続ける力アドミッションポリシー患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療Message from the Dean医学科看護学科医学部

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る