培った計画性や行動力を、5歳から高校生まで地域のダンス教室に通っていました。学校にはダンスの部活がなく、大学で初めてダンス部に入るチャンスが訪れました。大学でもダンスを続けたい!サークルではなく部活として真剣に取り組みたい!という思いから入部しました。ダンス部はコンテンポラリー、ストリート、ジャズダンスなど様々なジャンルのダンスに取り組み、発表・振付・作品づくりをしています。基本の体力づくりや専門的な練習を積み、部員及びコーチと作品について協議を重ね踊り込み、完成度を上げた作品を舞台で披露することに面白さがあります。新入生歓迎プログラム・学生祭・自主公演・その他イベントなど、発表の機会が多く、全国大会にも挑戦しています。高校までの部活との違いは、「学生主体」になることです。高校までは、部員はあくまでプレイヤーであり、顧問が部の運営をしてくださっていました。一方大学ではプレイヤーとしてだけでなく、運営も学生が主体となって進めます。練習メニューや活動内容、遠征の手段などを部員と話し合って決めていくことは、常に新鮮で学びになります。さらに、自由だからこその責任感、やりがいがあるのも、大学の部活の特徴です。全国コンクール「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ 少人数による創作ダンスコンクール2024」では、ソロで作品を発表し、大会で3位にあたる審査員賞を受賞しました。この作品の創作期間、踊り方や意識の持ち方によって、ダンスが「人の心に強く感動を届けることができる」と気づきました。練習や分析を重ねるほどに感動は大きくなります。私達と、部活を通して一緒にこの経験を味わいませんか?Student’s Voice 未来をガイドできるようなダンスを目指して工学部 工学科 コンピュータ科学コース 4年生 [ 島根県立大田高等学校卒 ] 田中 伸幸 さん13 Ehime University Guide Book 03仕事に発揮したい
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