社会共創学部(※)改組に伴い、令和7年4月以降、産業イノベーション学科を除く3学科におけるコース制は廃止されています。伊藤 光輝産業イノベーション学科紙産業コース3年生[ 愛媛県立丹原高等学校卒 ]小笠原 美咲地域資源マネジメント学科4年生[ 愛媛県立松山工業高等学校卒 ]松永 紗英産業マネジメント学科3年生[ 愛媛県立松山南高等学校卒 ]上島 瑛惟人私は高校で産官学連携のデータを用いたマーケティング研究に取り組んだ経験があり、そこで地元の産業とデータの利活用に興味をもちました。そして経済経営分野の専門知識のみならず、地域をより良くするための総合的なノウハウを学びたいと考え、産業マネジメント学科を選びました。社会共創学部での学修は、貴重な出会いと気づきの連続です。地域課題に真剣に取り組む企業や学生との出会いは、自分一人では得られない発見をもたらしてくれます。特に他学部に比べて企業との交 流やグループワークの 機 会 が多いので、能 動 的に学ぼうとすればするほど楽しい 学びが得られます。社会を取り巻く人の繋がりを実感し、地域社会への自分らしいアクションを起こしてみませんか。私は防災士の資格を活かし、防災リーダークラブや一般社団法人NEOのむらという団体で活動しています。地域の皆さんとの交流によって、自分の研究したい地域防災や地域活性化に向けたヒントを得ていく中で、まちづくり分野への興味がわいてきました。さらに、授業の中で地域デザイン・防災分野と環境サステナビリティ分野がつながっていることにも気づき、普段の会話や街を歩いているときなど、それらに関する思考や街の様子に目を向けるようになりました。私の趣味のまち歩きも授業でまちづくりについて学んだことがきっかけです。授業で知識を得るだけでなく、地域に出向いて活かすことで実践力を身につけることもできます。環境デザイン学科は、地域の皆さんと交流する機会が多く、自分の視野を広げることができます。私は、高校時代に地域の課題解決に関する取り組みをした経験があり、大学ではさらに研究を通じて課題解決できる能力を養いたいと思い紙産業コースへ進学しました。紙産業コースでは座学だけでなく工場見学や地元のお祭りへの参加といった「現場密着型」の学びができることが強みだと考えます。実践的な学びを通じ、産業や地域の現状を把握するだけでなく、社会人になった際に必要とされるコミュニケーション能力を鍛えることができたと実感しています。私は、紙産業コースの学びを経て、材料を扱う技術者として地域産業に貢献したいという目標ができました。社会共創学部では、まだ進路に迷っている人でも、悩みながら人生設計できる学部であると感じます。様々な経験をし、学生生活を楽しみましょう!この学科では、さまざまな角度から地域と関わっています。その中でも私が惹かれたのが森林です。私が所属している農山漁村マネジメントコース(※)では、実習で山に入る機会があり、先生の解説で木々の生命を感じ、木や森林の虜になっていました。今まで山が好きではなかったのに、大学生活何があるかわかりませんね。それが転機となり、「自然の力を取り戻そう!」という目的を持った団体を設立しました。この団体では、森林などの自然を媒体に、地域とも関わっていこうと思います。森林はほんの一例で、本学科には多様な分野の先生がいるので、興味を持った分野を通して、この学部で学ぶ「社会を共に創る」ということを、自分なりに実践してみましょう!ITO KOKIOGASAWARA MISAKIMATSUNAGA SAEUESHIMA EITO環境デザイン学科3年生[ 愛媛県立松山東高等学校卒 ]Ehime University Guide Book 4 2 貴重な出会いと気づきの中で地域貢献を目指す地域に育てられる実践力と広い視野大学生活で、自分の興味を探求する好きを極めて将来につながったらいいなぁ学生からのメッセージ
元のページ ../index.html#43