農学部山本 佳明食料生産学科食料生産経営学コース4年生[ 学校法人大阪医科薬科大学 高槻高等学校卒 ]八塚 愛里沙生物環境学科環境保全学コース4年生[ 愛媛県立松山東高等学校卒 ]私は農業と経済学両方に興味があり、食料生産学科へ進学しました。農学分野は世の中の事象全てに繋がっているといっても過言ではないと思います。1・2年次には所属コース以外の畜産や植物の生育など多様な知識を得ることができ、3・4年次には研究したい内容をゼミの先生の親身なサポートを受けながら進めることができます。このコースでは経済・法律・経営などの 観 点から農業を深 掘りすることができます。学問以外では、学部代表や学祭実行委員長など2年間務めましたが、素敵な仲間と共に多くの経験が出来る環 境があふれています。正直、私はこの大学・この学部だからこそ達成できたと実感しています。正課・課外を問わず、「未来の自分」をじっくり考えられる4年間が待っています。私は地球規模で課題解決に取り組むことができる点に魅力を感じ、生物環境学科への進学を決めました。生物環境学科は、私たちの暮らしにとって切っても切れない存在である自然を守り、未来へつなぐため、森林資源学コース、地域環境工学コース、環境保全学コースの3つのコースに分かれ、幅広い分野と多様な観点から研究を行っています。私はその中でも環境保全学コースを選び、研究室では将来の環境悪化の防止や持続可能な生態系の保全のため、化学物質の生態毒性試験に取り組んでいます。生物環境学科で取り組む研究はどれも地球規模での課題解決であり、そのスケールの大きさや自分が社会課題解決に貢献できるやりがいを常に実感しています。また、実験や実習が多く、机の上だけじゃ学べないリアルな体験ができます!みなさんも、地球規模で課題解決に取り組んでみませんか?皆さんは生命機能学と聞いてどのようなことを思い浮かべますか。私の所属する生命機能学科では、分子生物学・化学をはじめとする幅広い範囲の講義を受けることができ、入学してからでも自分の興味のある分野について考えることができます。専門的な講義がたくさんありますが、わからない点は先生方が優しく解説してくださるので積極的に質問することができます。また、学生実験では実際に自分の手を動かすことで高年次に行う研究へのイメージを持つことができます。私は、学生実験で興味を持った生化学分野で酵素についての研究を行っています。研究には大変なこともたくさんありますが、それと同じくらいのやりがいもあります。皆さんも生命機能学科で新しいことに対する研究をしませんか?私は安全で安心して食べられる農産物の安定生産を目指して、愛媛大学大学院農学研究科に他大学から進学しました。これを達 成するには、栽培学や農業政策学、農業 機 械工学など文理の境目なく幅広い分野を研究開発していく必要があり、その一端を担うために、現在は農産物の生産現場で作物や栽培環境の情報収集、収穫・摘果などの農作業を自律して作業する農業ロボットの研究を行っています。企業やJA、県職員の方々と関わりながら研究活動を行うことも多く、学生同士や教員との関わりだけでは得られない刺激も日々受けています。また、学生それぞれの「学びたい」という思いにも学内外の多くの方が応えてくれます。「好き」や「学びたい」を周りの人に素直に伝えることが、大学での学びを深め、大学生活を充実させる1つのコツだと感じています。YAMAMOTO YOSHIAKIYATSUDUKA ARISAEhime University Guide Book 6 6SATO HIMIKA生命機能学科応用生命化学コース4年生早稲田摂陵高等学校卒(現:早稲田大阪高等学校)DINDAI SHUHEI 里 陽美花陳代 修平農学研究科食料生産学専攻植物工場システム学コース修士課程2年生[ 大阪府立生野高等学校卒 ]大学生活は「未来の自分」探しのラストステージ地球規模で社会に貢献できるやりがい生命機能学科のいいところ学びたい!に応えてくれる愛媛 大学学生からのメッセージ
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