愛媛大学概要2022
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沿II学部・大学院等 革役員等一覧・志願者数及び組織図等教職員数入学者数教育課程と卒業者・学生数等進路状況修了者の寄附講座・学位授与者設置状況寄附研究部門大学の財政国際交流連携・交流医学部センター・図書館附属病院施設等VSON及び体育施設・最近設置した組織施設等福利厚生戦略を達成するために土地・建物・施設配置・電話番号施設位置図学年暦所在地・26教育・学生支援機構 教育・学生支援機構は5センター(共通教育センター、英語教育センター、アドミッションセンター、学生支援センター、教職総合センター)、1室(教育企画室)からなる総合的な全学組織です。教育と学生支援のプロフェッショナルである機構の教職員が、各学部・大学院や学内組織と連携して、教育活動、カリキュラム・プログラム開発、教職員研修、調査研究、学生相談・支援活動を行っています。 愛媛大学の教育カリキュラムは、共通教育と専門教育から成り立っています。 共通教育の目的は、専門教育と連携しながら、学生が自ら学び、考え、実践する姿勢と能力を身に付け、様々な分野の知を探究することによって、豊かな創造性、人間性、社会性を培うことにあります。特に、「学士基礎力」と呼ぶ5つの能力(基本姿勢、基本的コミュニケーション力、基本技能、基礎知識、基本的思考力)の育成を具体的な教育目標として掲げています。共通教育センターは、この教育目標の実現を目指して、全学教員の参加による共通教育授業の実施、学生に必要な知の基盤を養うための体系的なカリキュラムづくりなど共通教育の企画・運営や専門教育との連携について、全力をあげた取組を行っています。 英語教育センターは、英語によるアクティブ・ラーニング型の授業を提供することで、学生の実践的なコミュニケーション能力を養成することを目的としています。初年次教育における共通教育基礎科目「英語」の特徴は、各学期(第1から第4クォーター)において「話す・聞く・書く・読む」の4技能にそれぞれフォーカスを置き、集中的なトレーニングを通して、情報収集や内容理解、会話・発信スキルを効果的に習得できるようカリキュラムがデザインされていることです。この他に、発展的な内容・スキルを扱う「英語プロフェッショナル養成コース」を開設し、国際・地域社会で活躍できる人材の育成にも貢献しています。設備面では、英語の図書・学習参考書などを揃えた「学生自習室」や少人数英会話授業外活動等を提供する「学生チャットルーム」を設置し、学生の準正課及び正課外学習活動を積極的にサポートしています。 アドミッションセンターは、本学の入学者受入れや高大連携業務等を円滑に実施するための組織として設置されています。本センターは、全学的な入試における司令塔として、入学者選抜の円滑な実施を図るとともに、各学部・研究科等と連携・協力しながらアドミッションポリシーに即した適切な入学者選抜システムの開発を目指します。また、入試広報、オープンキャンパス、高大連携事業等に関して、企画・立案及び実施を担うとともに、それらの充実・改善にかかる調査・検討を行い、それに基づく情報提供や提言を行います。 学生支援センターは、様々な修学支援や学生生活に関わる相談体制の充実を目指し企画・実行するセンターです。センター長を含め5人の教員が学生生活支援課及び就職支援課の職員と連携しながら活動に取り組んでいます。日常生活での悩み、人権侵害などに関する相談や課外活動、ボランティア活動の支援、障がいを持つ学生の修学支援のほか、インターンシップの実施や就職セミナーの開催といったキャリア支援など、入学から卒業まで安心・安全に学生生活を送ることができるよう様々な支援を行っています。 教職総合センターは、教員免許状取得を目指す学生の学習支援と、地域の学校教員の研修等について企画・調整を行っています。愛媛大学では「愛媛大学教職課程のディプロマ・ポリシー」の策定や教職コーディネーター制度の導入など、質の高い教員養成を目指し大学全体で組織的に取り組んできました。本センターはこれらの取組を推進するとともに、教員養成カリキュラムの策定・調整・点検・改善、教職課程学習ポートフォリオやリフレクション・デイなどの運営と教職指導の指針策定、教員を対象とする研修や講習の企画・調整や教育委員会や学校現場との連携、教育現場への学生のボランティアや支援員の派遣などを行っています。 教育企画室は、教育・学生支援機構長の下、全学的な教育課題に係わる調査、研究を行っています。このほか、学生の学習支援を目的とした教育の開発・実施や愛媛大学リーダーズ・スクールの運営、教職員・TA・SAの教育等の能力向上のための研修及びコンサルティングなどを担当しています。そして、これまでの幅広い取組が評価され、平成22年3月23日に文部科学大臣から、教育関係の共同利用拠点として認定され、平成26年7月31日及び令和元年8月15日にそれぞれ5年間の再認定を受けています(拠点名:教職員能力開発拠点)。 城北地区で学ぶ学生の履修登録などの学習支援や、授業料免除、奨学金などの生活支援、学生団体サークルなどの課外活動支援の窓口を集中化して、学生の利便性を図るため「ワン・ストップサービス」を行っています。また、大学院生が個別に学習支援を行う「スタディ・ヘルプ・デスク」や「学生なんでも相談窓口」を設置し、あらゆる相談に応じています。共通教育センター学士基礎力の育成を目指す共通教育英語教育センター実践的英語能力養成を目指してアドミッションセンター高等教育へのスムーズな接続のために学生支援センター日本一の学生支援を目指して教職総合センター教職の体系的学習と地域の教員研修を支援教育企画室全学的に一体感のある教育改革を進める学生サービスステーション学習支援と学生生活支援の窓口を充実センター・施設等

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