愛媛大学概要2022
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沿II学部・大学院等 革役員等一覧・志願者数及び組織図等教職員数入学者数教育課程と卒業者・学生数等進路状況修了者の寄附講座・学位授与者設置状況寄附研究部門大学の財政国際交流連携・交流医学部センター・図書館附属病院施設等VSON及び体育施設・最近設置した組織施設等福利厚生戦略を達成するために土地・建物・施設配置・電話番号施設位置図学年暦所在地・30 アジア古代産業考古学研究センターは、東アジア古代鉄文化研究センターを前身として平成31年4月に新しくスタートしました。産業技術史研究部門、産業社会史研究部門、産業環境史研究部門を組織し、ユーラシアの製鉄史の解明を中心に置きながら、その他の金属生産の歴史や塩業史などの古代産業をめぐる分野にも研究対象を広げています。アジアやユーラシアの生産・産業の歴史に多角的に迫る国内唯一の研究センターです。 基礎科学の発展と多くの先端技術の開発に支えられ、20世紀には宇宙の探求が精力的に進められてきました。21世紀に入り、宇宙の年齢が約137億歳であることもわかり、宇宙の探求に拍車がかかっています。しかし、その一方で、私たちの住む宇宙は、未知の暗黒物質に操られ、さらには暗黒エネルギーによって加速膨張していることも示唆されるに至っています。探求すればするほど、宇宙にはまだたくさんの謎があることがわかります。このような状況の中で宇宙の理解を進めていくには、いろいろな研究方法がありますが、できるだけ基本的なスタンスで進化する宇宙の姿を調べ尽くすことが肝要です。そこで、本研究センターでは「宇宙の進化」に焦点を当てて総合的に研究展開し、宇宙探求の分野で最先端の研究及び研究者の養成を行っています。 学術支援センターは、学内はもとより、地域に開かれた共同利用施設として、基盤的研究設備から最先端の大型研究機器までを計画的に整備し、共同利用の活性化促進と機器の効率的管理により、基礎科学から応用科学に亘る教育・研究の進展を支援することを目的に設立された組織です。物質科学、遺伝子解析、医科学、応用タンパク質、ものづくりファクトリーの5部門で構成され、各種の研究設備や研究機器を適切に維持管理するとともに、設備・装置の活用法や最先端の研究技術に精通した技術職員による研究支援サービスを提供することにより、本学における教育・研究活動の進展はもとより、地域産業の活性化にも大きく貢献しています。 総合情報メディアセンター(CITE)の使命は、情報教育・学術研究支援・ネットワーク管理など情報基盤の安全で安心な統括的運用にあります。最高情報責任者(CIO)及び最高情報セキュリティ責任者(CISO)のもと、教職協働体制によるCSIRT(情報セキュリティ対策チーム)をはじめとする、情報基盤整備、セキュリティ及びコンプライアンス対策、情報系システム整備、ICT利用推進の4つの役割を中心に活動しています。 愛媛大学の城北キャンパスの地下には文京遺跡、■味キャンパスには■味遺跡などの遺跡が眠っています。これらの遺跡は、時代ごとの社会の様子や文化を物語る貴重な文化財です。埋蔵文化財調査室は、愛媛大学内の遺跡(埋蔵文化財)の発掘調査及びその成果の公開を目的に設立された施設で、大学内の施設整備に伴う工事に先立って遺跡の有無を確認し、必要に応じて発掘調査を行っています。発掘調査が終わると、発掘記録類の整理、出土遺物の水洗いや復元、観察・図化などの整理作業を行います。これらの成果は、一般の方々を対象とする現地説明会・公開講座や『愛媛大学埋蔵文化財調査室年報』によって概要を公開すると同時に、調査記録と分析・研究成果をとりまとめた『発掘調査報告書』を刊行し、学術研究に貢献しています。 愛媛大学の先端研究センター等の教育研究を、専門的立場から支援して一層の高度化及び活性化を図り、国際的に卓越した教育研究拠点の形成に資することを目的としています。リサーチ・アドミニストレーターは、外部資金獲得を含む研究戦略の立案・実際の教育研究活動の運営管理・研究成果の発信などを担当し、ラボ・マネージャーは、主力研究機器の維持整備・研究技術開発などを担当して、先端研究の円滑な遂行を支援しています。 学術企画室は、先端研究・学術推進機構長の指示の下、本学における学術のさらなる発展に貢献するため、学内の分野横断的研究、学際的研究の活性化や全学レベルの学術プロジェクトに関する企画立案等を行い、愛媛大学における学術研究を推進することを目的として設置された組織です。学内競争的資金である研究活性化事業の運営や学内研究シーズの発掘等を行うとともに、学術研究会議の統括研究コーディネーターと共同で、学術フォーラムの開催や科研費をはじめとする外部資金獲得のための支援制度の充実に取り組んでいます。また、テニュア教員育成制度における能力開発プログラムのうち、RDプログラムの企画を行い、若手教員の研究者としての質の向上に貢献しています。アジア古代産業考古学研究センター人・産業・環境の歴史の追究 宇宙進化研究センター宇宙の起源と未来を探る学術支援センター多様な研究機器の共同利用で教育研究を支援総合情報メディアセンターICTを通じて大学の教育研究をサポートします埋蔵文化財調査室地下に眠る 歴史を探る教育研究高度化支援室先端研究センターの教育研究活動を高度にサポート学術企画室学術の発展を推進するセンター・施設等

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