愛媛大学概要2022
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沿II学部・大学院等 革役員等一覧・志願者数及び組織図等教職員数入学者数教育課程と卒業者・学生数等進路状況修了者の寄附講座・学位授与者設置状況寄附研究部門大学の財政国際交流連携・交流医学部センター・図書館附属病院施設等VSON及び体育施設・最近設置した組織施設等福利厚生戦略を達成するために土地・建物・施設配置・電話番号施設位置図学年暦所在地・32 総合戦略府は、新たな価値観に基づいた社会システムの再構築に係わる、本学の「ビジョン」を構想しつつ、国、県、経済界などの今後の動向や施策に関する情報収集を行い、全国的視点で本学の役割を明確化した上で、実データに基づいた本学の状況分析等を通じ、全学的かつ総合的視点から、本学の経営戦略を検討、策定することを目的とし、令和4年4月に設置されました。 本学では、教育、研究・学術、社会連携、国際連携を担う4つの機構が、地域にある大学として期待される諸機能を分担していますが、総合戦略府は、これらの4機構とは別に、学長の直下に位置づけられており、より俯瞰的な立場から本学のミッションを見定め、その実現に向けた経営戦略の立案を行っています。 ダイバーシティ推進本部は、多様な職員が持てる能力を最大限に発揮させることにより、大学全体及び各組織の総合的ポテンシャルを向上させることを目的に設立した組織です。子育て世代の若手研究者や病気・介護等の多様な個別事情をもつ研究者を支援する制度、女性研究者ネットワークの構築、学内保育所と長期休暇中の学童保育所の開設など、多様な制度を整備するとともに、学長裁量経費により、若手教員や女性教員を積極的に採用する取組を行うなど、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向・性自認、人種、民族、文化、宗教などの違いにかかわらず、互いに尊重し協働しあえる場を提供し、ダイバーシティをより一層推進するための取組を行っています。 SDGs推進室は、①大学における推進活動の土台作り、②地域や世界に向けたSDGs推進活動、③地域や世界に向けた啓蒙・教育活動、④学外に向けた活動成果のアピールを目的として、学長直轄の下で令和元年10月に設置されました。本推進室は、これらの目的を達成すべく、SDGs達成に向けて学内外における活動強化を図りつつ、持続可能な社会の実現に貢献しています。今日、社会変革の時代を迎えて、本学の特色・強みを大いに活かしつつ、地域や国際のステークホルダーと連携強化を図りながら、環境・社会・経済分野における統合的取組を推進・支援することで、社会課題に立ち向い、解決へと導く貢献をしていきます。 本学が取り組むべきDX(Digital Transformation)について全学的視点から議論し、「教育系」「学術・研究系」「大学運営業務系」の三大分野において、三位一体となってデジタル技術を活用した大学活動の変革を推進することを目指して、令和3年10月にDX推進室を組織しました。DX推進室では、全学的なデジタル技術利活用に関する方針の見直しを行い、デジタル人材の育成とICT設備に対する投資によるデジタル変革を進めることで、新たな教育・研究価値の創造と業務運営の効率化に関する様々な活動を行います。これらの活動の成果を地域に還元することで、愛媛大学が地域のSociety5.0化の中核組織となることを目指しています。 令和4年4月に発足した次世代科学人材育成室は、未来の科学の発展を担う人材の発掘と育成を行うことで、地域の持続的発展に必要な科学人材の育成に貢献します。このために、初等中等教育機関等と連携して実施する関連事業を統括し、実施にあたって全学的に必要な支援を行っています。具体的には、①グローバルサイエンスキャンパス(GSC)後継事業、ジュニアドクター育成塾事業及びえひめサイエンスリーダースキルアッププログラムの実施や担当者支援、②附属高等学校のワールド・ワイド・ラーニング(WWL)事業、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業及びその後継事業等への協力や担当者支援を統括し、それぞれの取組の有機的な連携を図っています。総合戦略府時代が求めるミッションを実現する経営戦略の立案ダイバーシティ推進本部構成員一人一人が個性を輝かせ、能力を発揮できる大学を目指してSDGs推進室持続可能な地域社会や国際社会の実現を目指してDX推進室学び方、究め方、働き方の変革へ次世代科学人材育成室未来の科学の発展を担う人材の発掘と育成VISION及び戦略を達成するために最近設置した組織

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