愛媛大学概要2025
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寄附講座・体育施設・設置状況施設等福利厚生産学協働講座等学部・沿革3 大学院等役員等一覧・志願者数及び組織図等教職員数入学者数教育課程と卒業者・学生数等進路状況修了者の学位授与者国際交流連携・交流大学の財政図書館医学部機構・戦略を附属病院センター・施設等ための組織達成する土地・建物・施設配置・電話番号施設位置図学年暦所在地・人文社会科学研究科教 育 学 研 究 科医 学 系 研 究 科理 工 学 研 究 科農 学 研 究 科連 合 農 学 研 究 科医農融合公衆衛生学環地域レジリエンス学環附 属 高 等 学 校研 究 科・学 環・附 属 高 等 学 校 紹 介ウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイトウェブサイト 人文社会科学研究科法文学専攻には、法学コースと人文学コースがあります。法学と人文学は、私たちの社会を支えている価値や、それらを基礎づけている役割・機能などを探究する学問分野です。法文学専攻では、法学・政治学・人文学の諸分野について、主体的な学修を促す少人数教育を行い、高度な専門知識と研究遂行能力を養成します。身に付けた幅広い学際的視野と、人間社会を高次から俯瞰する思考力によって、国際社会や地域社会の課題解決に寄与できる、優れた人材の育成を目指しています。 人文社会科学研究科産業システム創成専攻では、現代の産業社会が直面する複雑な課題に対応するため、経済・経営、環境・資源など産業システムに関連する幅広い分野の知識を、専門的かつ分野横断的に学びます。特に、情報社会において不可欠となるデータ分析能力や課題発見・解決能力の習得に重点を置き、理論と実践の両面からバランスよく教育を行います。さらに、プロジェクト研究を通じて実践的な研究力を養い、社会に新たな価値を提供し、持続可能な産業の成長を牽引できる人材の育成を目指します。 教育学研究科は、教育実践高度化専攻(教職大学院)と心理発達臨床専攻の2つの専攻から成り立っています。未来の教育を先端知識と変革志向でリードする高度専門職人材を養成します。教育実践高度化専攻では、高度な実践的指導力や社会の変化に伴う新たな課題に柔軟に対応できる幅広い視野と技術をもった教員の育成を、心理発達臨床専攻では、高度な専門的知識と技能を備えたチーム学校専門スタッフ等として、臨床心理学的支援の場で活躍できる人材の育成を目的とします。 医学・看護学・医療が発展するためには、患者に寄り添う医療スタッフ一人ひとりが先端科学の研究者としての一面も併せ持つことが不可欠です。医学系研究科では、医学専攻と看護学専攻で多くの研究者を輩出し、優れた研究成果を世界に発信し続けています。令和6年度から、目標として「先端医学に基づく健康長寿社会の実現」を掲げ、「次世代の地域医療を支える医療人の育成」、「先端研究の推進による愛媛発の医療・研究エビデンスの創出」、「産官学協働による愛媛の地域共創」を推進しています。 理工学研究科は、高度な専門知識と応用能力を獲得した高度専門職業人・研究者の育成と継続的な輩出により、現在の学術・産業・社会を支え、発展に貢献する役割を担っています。研究科と関連センター等が有する自然科学から応用科学まで幅広く特色ある学術研究基盤のもと、高度な専門性と学修の自由度を両立する教育カリキュラムにより、地域や世界の課題に向き合い、SDGs、Society5.0などのキーワードに提示された新たな価値の創造・実現に貢献できる、俯瞰的視野と高い協調性を有して創造力豊かに活躍する高度理工系人材を育成します。 農学研究科は、生物生産技術の開発と安全・安心な食料の安定供給、生命機能の解明と生物資源の利用、生物環境の創造・修復・保全・管理・利用に関する高度な専門知識・技術を修得させ、地域的な視点と国際的な視野から食料、生命、環境に関する様々な問題を解決し、自然と共生する持続可能な社会の構築に貢献できる高等技術者、研究者を養成することを目的としています。また、国連の定めるSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいます。 現代の農学は、伝統的な農林水産業だけでなく、多様な領域をカバーし、各種先端技術を取り入れて発展を続けています。連合農学研究科(後期博士課程)は、創造的で洞察力があり、変わり続ける世界で活躍できる研究者を養成するため、愛媛大学、香川大学の農学研究科及び高知大学総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻が連携して、水準の高い教育・研究指導を行っています。また、外国人留学生には、英語で教育・研究指導を行う「熱帯・亜熱帯農学留学生特別コース」と「アジア・アフリカ・環太平洋農学特別コース」を設置しています。 近年、少子・高齢化の進行、生活習慣病の増加、新しい感染症や化学物質による健康影響など、様々な健康リスクが懸念されています。こうした課題に対処するため、医学系と農学系の教員が連携し、従前の公衆衛生の専門知識に加え、食を通じた健康増進にも焦点をあてた教育を実施します。これにより、食生活と健康状態の関連を科学的に解明し、地域の食材を活用した機能性食品の予防医学への応用など、健康増進や健康寿命の延長といった社会的課題に対応できる公衆衛生人材を輩出し、地域全体での健康増進・疾病予防、感染症対策に寄与することを目的とします。 地域レジリエンス学環では、既存の学問分野を横断的、複合的に学び、幅広い領域の「レジリエンス」に関わる実践的能力を身につけるための教育を実現します。専門枠や実務・学術領域を超えて人と人、知と知をつなぎ「自然・インフラ・産業・歴史・文化・コミュニティ」からなる地域資源を育みながら、持続可能性を見据えて課題解決できる人材を育成して地域社会に輩出します。そして、自然災害や少子高齢化等の急激に社会情勢の変化が起こった時に、地域社会を存続させる力の向上、「地域のレジリンス向上」に寄与することを目指します。 「地域の発展を牽引する人材の養成」を目指す愛媛大学の理念にもとづき、他校にはない特色ある教育活動を行っています。総合学科の特徴・強みを最大限に活かすことで、生徒は文理の区別なく、自らの興味・関心に応じた授業を受けることができます。また、農学部附属農業高校から引き継がれた環境や教育プログラム、さらに、愛媛大学全7学部の協力のもと展開される多様な高大連携教育プログラムによって、“国の拠点校、地域のモデル校、世界とつながる国際校”として、教育・研究に取り組んでいます。Outline of Ehime U niv ersity法 文 学 専 攻複雑化した現代社会の課題に取り組む産 業システム 創 成 専 攻高度な理論と実践で新たな価値を創造する教育を探求し、実践力をより高める“愛媛発”世界最先端の医学・看護学研究“愛媛から世界へ”ー未来志向の理工系人材の育成ー持続可能な社会の構築に貢献する高等技術者・研究者の養成人と自然の調和を目指して持続可能な健康施策を実現する公衆衛生人材の養成防災・減災・事前復興と少子高齢化時代における持続可能な地域づくりに貢献できる人材の育成「学びに対する高いモチベーション」「地域を担う意欲」とそれを支える「確かな学力」を育て、「生きる力」を培う

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