連合農学研究科要覧2021
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■生物資源生産科学連合講座 生物資源生産科学連合講座は,専攻の教育目標を達成させるため,次の4分野を基軸に,教育研究を展開する。 ・植物生産学分野 ・施設生産学分野 ・動物生産学分野 ・生物資源経済学分野■海洋深層水科学連携議座 海洋深層水の化学的・物理学的,生物・微生物学的諸特性を解明し,海洋深層水の生物生産,水産,食品分野 等への有効利用に必要な基礎研究と応用技術について研究と教育を行う。The United Graduate School of Agricultural Sciences 3構成大学に所属する教員が大学の枠を越えて,3専攻・3連合講座・1連携講座を編成し,各講座は充実した教授陣容となっている。 学生1人につき3人の教員(主指導教員1人,副指導教員2人)が教育・研究指導に当たり,濃密かつ効率的な教育を実施している。 四国は複雑な地勢を利用して,施設・露地の園芸・蔬菜並びに花卉・柑橘などの果樹生産,内海・沿岸域の増養殖漁業,林業,畜産など多岐にわたる農林水畜産業を展開してきた。こうした動植物生産とその経営について,基礎的研究と応用技術の発展を目的とした教育と研究を行う。 農業生産物の加工・貯蔵あるいはその有効利用は国民経済にとって大きな部門になりつつあり,また農業生産物に対する多様な社会の要請に応える方途でもある。新しい生物化学工学的技術の展開にとっても基礎的な教育研究の必要性は大きい。これら基礎となる手法の研究とそれらを活用した応用研究を行う。 人口増加と資源消費が空前のレベルに達し,地球の有限性及び人間の生存と活動の限界が共通の認識となり,生物資源生産及び人間生存の基盤としての環境の保全とその合理的利用が農学に課された新しく大きな課題となっている。そこで工学的及び生態学的方法を軸とした教育と研究を行う。■生物資源利用科学連合講座 生物資源利用科学連合講座は,専攻の教育目標を達成させるため,次の2分野を基軸に,教育研究を展開する。 ・食糧科学分野 ・資源科学分野■生物環境保全科学連合講座 生物環境保全科学連合講座は,専攻の教育目標を達成させるため,次の2分野を基軸に,教育研究を展開する。 ・土地管理学分野 ・生産環境学分野008教育・研究指導体制専攻紹介1.生物資源生産学専攻2.生物資源利用学専攻3.生物環境保全学専攻教育研究体制

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