学生生活の手引2021
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Ⅴ6災地    震1 グラッときたら火の始末!火が出たら素早く消火!火の始末が大きな被害を防ぎます。2 まず,身体の安全第一!大きな揺れは,1分程度。机などの下に身を隠し,頭を保護しよう。3 慌てて外にとびだすな!むやみに外に飛び出すのは危険です。周囲の状況をよく確かめて,落ち着いて行動しよう。4 戸を開けて,出口を確保!地震の揺れでドアが歪み,部屋に閉じ込められることがあります。戸を開けて出口を確保しよう。5 戸外では頭を保護し,  危険物から身をさけよ!壁面の落下物,窓ガラスなどから身を守ろう。6 誘導指示に従って行動を!パニックにならずに,冷静に行動しよう。7 避難は徒歩,持ち物は最小  限に!避難は徒歩で,動きやすいように荷物は必要なものだけにしよう。8 デマで動くな,正しい情報  で行動!災害時はデマに惑わされやすくなります。消防・警察などからの情報に注意しよう。1 つねに最新の情報を!テレビ・ラジオ・新聞・インターネットが伝える気象情報に注意しよう。2 部屋の窓などの戸締まりを!雨の吹き込みや飛来物に注意をして,カーテンやブラインドを降ろそう。3 危険な場所へ近づかない!雨で増水した小川や側溝,マンホールは境界が見えにくくなり,転落事故につながります。4 台風の強い風は  二段構えでやってくる!今まで吹いていた強風が急に弱まっても,およそ1〜2時間後に再び吹き返しの強風がやってくることがあります。風が弱まったからといって屋上に上がったり,建物の周りを歩いたりすることは危険です。強風による飛来物(例えば看板や瓦)には,十分注意しよう。5 無駄足覚悟で早めの避難!危険を感じたり,防災機関から指示があったら速やかに避難しよう。避難先では,勝手な判断や行動をせず,指導者の指示に従うこと。引き続き,台風情報や注意報・警報に注意しよう。台 風・水 害火    災1 何はなくとも初期消火!3 避難経路を確認しておこう!避難器具や階段の場所を確かめておこう。周囲の状況をよく確かめて,落ち着いて行動しよう。4 戸外では頭を保護し,  危険物から身をさけよ!壁面の落下物,窓ガラスなどから身を守ろう。5 誘導指示に従って行動を!パニックにならずに,冷静に行動しよう。27・震度6弱以上の地震等の大規模災害やその他の災害等により,通常の連絡手段が 確保できない場合には,必ず,大学が提供する緊急通報・安否確認システム  (Safetylink24)にアクセスし,安否状況を登録してください。・緊急時の通報 〔火災に遭った時,救急車が必要な時:119番〕・重大な災害が発生した場合は,家族と連絡を取りましょう。 〔災害用伝言ダイヤル:171番〕   災害時に,自分や家族等の安否情報を伝言したり確認することができます。   震度6弱以上の地震等により被災地への通話が繋がりにくい時,NTTが実施する   サービスです。携帯電話からも利用できます。また,今後,大規模災害発生時に   Wi-Fiスポットの無料開放(00000JAPAN(ファイブゼロジャパン))が行われ   ることも想定しておきましょう。・重大な災害が発生した場合には,大学に災害対策本部が設置され,学生の安否確認が 行われます。大学への現住所の届け出と変更時の届け出を確実に行っておきましょう。・講義棟やマンションの非常口,居住する地域の避難場所を把握しておきましょう。・防災訓練に参加しましょう。初期消火の段階では,炎に対して積極的に向かっていく必要があります。火が出たら素早く消火!消火器の設置場所を確認しておこう。【消火器の使い方】1 安全ピンを抜く。2 ホースを火の元に向ける。3 レバーを強く握って放射  する。【消火のコツ】・できるだけ姿勢を低くして, 煙や熱から身を守るように 構える。・逃げ口を背にして消火する。・一旦火が消えたように見え ても再び燃え出す危険があ るので,バケツなどで水を掛 けて,完全に消す。2 炎の状態を見極めよう!対応できるのは,最初だけ。壁や天井に炎が回れば,消火器だけでは無理。煙を吸わないよう,避難しよう。濡れたタオルやハンカチで口を覆い,低い姿勢で。学生生活の手引地震,台風,火災などの災害が起きたら!災害に備えてキャンパスライフ愛媛大学生の防災マニュアル(12)防安全対策

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