学生生活の手引2021
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Ⅰ2Ⅱ論理的に思考し判断する能力Ⅴ組織や社会のⅣ自立した個人としてⅢ多様な人と(※)学生生活の手引「愛大学生コンピテンシー」は,「5つの能力」によって構成されています。そのそれぞれが,2つ又は3つの具体的な力(合計「12の具体的な力」)として表現されています。[愛大学生コンピテンシー]愛媛大学学生として期待される能力6.様々な状況に応じて適切な対話・  討論ができる(ダイアローグ/  ディスカッション/プレゼンテー  ション)7.目的達成のために多様な人と協働  できる(協調性/チームワーク/  リーダーシップ)コミュニケーションする能力1.必要な情報を収集・整理できる2.個別の知識や技能を相互に関連  づけながら習得できる。3.習得した知識や技能を基に自分  の考えを組み立て,適切に表現  (記述・口述)できる8.自らの個性や適性を活かして行動  できる(自己理解/自己決断/  リフレクション)9.社会的関係の中で自分の行動を  調整できる(順応性/セルフマネジ  メント/規範遵守)知識や技能を適切に運用する能力生きていく能力4.広い視野と論理的思考に基づき  分析・解釈できる(クリティカル・  シンキング/創造的思考)5.客観的根拠に基づき判断し,解決  策を提示できる(意思決定・判断  力/課題探求・発見・解決力)10.他者を理解し,他者のために役  立つことができる(「お接待」の  心/ホスピタリティ)11.集団・組織の一員として自覚と  誇りをもって行動できる(責任感  /連帯感/帰属意識/愛校心)12.地域や国内外の課題を自ら考察し,  解決に向けて行動できる(社会参画  /社会貢献/グローカルマインド)一員として生きていく能力※)準正課教育 愛媛大学では,「卒業要件には含まれない,あるいは単位付与を行わないが,愛媛大学の教育戦略と教育的意図に基づいて教職員が関与・支援する教育活動や学生支援活動」を「準正課教育」(co-curricula)と定義しています。準正課教育の特徴としては,(1)正課教育に比べて,学生の主体性のウェイトがより大きい,(2)教職員が活動内容に責任を持って関与し,適切な指導を行っている,ということが挙げられます。  「愛大学生コンピテンシー」は,「愛媛大学憲章」に謳われている「5つの能力」によって構成されています。 そのそれぞれが,2つ又は3つの具体的な力(合計「12の具体的な力」)として表現されています。 愛媛大学では,「愛大学生コンピテンシー」を「学生が卒業時に身に付けていることが期待される能力」と定義しています。この「愛大学生コンピテンシー」は,愛媛大学生が大学生として目指すべき方向を示したものです。 学生の活動は,卒業するために必要な正課の授業や研究活動だけではありません。学生ひとり一人が人間として成長する機会は,サークル活動やボランティア活動,留学,下級生への学修支援等々,正課教育以外(正課外活動,準正課教育 )にもたくさんあります。 愛媛大学は,このような学生の活動の場を大学として責任を持って確保し,大学生活全体を通して学生ひとり一人が,知的に成長することはもとより,人間としてトータルに成長することを支援します。愛大学生コンピテンシー愛媛大学学生として期待される能力

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