学生生活の手引2023
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Ⅴ6①②・・・22学生生活の手引対    策 安全で充実した学生生活を送るためには、事故やトラブルを未然に防ぐ知恵を身につけ、自分自身の身を守ることが重要です。そして、万一事故やトラブルに巻き込まれた場合には、迅速かつ適切に対処してください。 事故やトラブルに対する心掛けや基本的な対処方法を紹介します。不安に思ったりどのように対処すればよいか分からないときには、相談窓口にアドバイスを求めてください。相談窓口:学生何でも相談窓口(学生生活支援課) ☎089-927-9099 皆さんは、薬物(大麻、覚せい剤、LSD、MDMA、危険ドラッグ等)の恐怖について考えたことはありますか。 薬物にひとたび手を出せば、自分の意志では止められなくなるといった弊害があります。その他にも、身体に異常をきたし、凶悪事件・犯罪の発生に繋がるといった危険もあります。 また、最近では、皆さんと同年代の若者の中でも薬物の使用が行われていることが明るみになり、大きな問題となりました。気付いていないだけで、薬物の危険性は身近なところに存在しているのです。薬物の被害から身を守るために まず、薬物の危険性が身近にあることを自覚することが大切です。 次に、もし誘われても「イヤ」と断る勇気を持つこと、ひとりで悩まずにすぐに大学や友人、家族に相談することが重要です。甘い誘いに乗らず、健康で有意義な学生生活を送りましょう。薬物使用は、犯罪です 例えば、覚せい剤を所持していると、10年以下の懲役に科せられます。 社会経験の不足している大学生、特に新入学生は、悪質な勧誘の格好のターゲットとなっています。次のような「悪質な勧誘」について知っておきましょう。 反社会的行為、基本的人権の侵害、目的を偽った勧誘、募金活動、販売活動を行う破壊的カルトと呼ばれる宗教団体が存在します。警戒心を抱かせないために、団体名を明かさず、ボランティアやスポーツ等のサークル活動を装い、時に学生になりすまし、巧みな言葉で近づいてくるカルト団体が存在しますので、注意が必要です。 信教の自由は憲法で保障されていますが、団体名や活動目的を偽って勧誘する行為には問題があると言えます。 大学が入学時に配布した『サークルガイドブック』の冊子で、大学公認のサークルかどうかを確認することができます。執拗な勧誘を受けたりおかしいと思ったら、そのサークル名と学生の所属学部及び氏名を聞いて、学生生活支援課に相談してください。 最近、カードローンを利用した詐欺が発生しています。自称銀行員から「カードローンを新規登録してくれれば、謝礼金を出す」と持ち掛けられ、契約後にそのカードで知らないうちに高額の借り入れをされてしまうという被害です。発生した借金は全て本人に返済義務が生じます。このような誘いに安易に乗って、詐欺の被害に遭わないよう注意してください。学内や街頭でのアンケートに、氏名、住所、電話番号等の個人情報を安易に書かない。入会する前に、勧誘者の所属する団体の名称と活動の趣旨を確認する。おかしいと思ったら、相談窓口に相談する。キャンパスライフ〜安全・安心なキャンパスライフのために〜(1)薬物乱用(2)悪質な勧誘カルトによる勧誘カード詐欺安全対策

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