理学部案内2022
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詳しくは14ページへ詳しくは詳しくは18・23・29・30ページへ13ページへ詳しくは詳しくは15ページへ16ページへ錬金術の時代から人類はたくさんの物質を扱い、その研究はやがて化学として発展しました。 物質の構造(形)と機能(はたらき)を分子レベルで理解し、その性質が何によって決まるのか、どのように化学反応するのかを解明することは化学を学ぶ基本です。 とりわけ私たちの身の回りに溢れている有機化合物には非常にたくさんの種類があります。 新しい機能や構造をもつ有機分子を創造し、有機化学を究めて人類が抱える課題の解決に寄与していきましょう。愛媛大学は、世界をリードする最先端研究を推進しています。 理学系に関連する分野では、海洋環境問題を多様な視点から研究する沿岸環境科学研究センター、地球をはじめ惑星内部の解明を目指す地球深部ダイナミクス研究センター、宇宙の構造や天体現象の理解を推進する宇宙進化研究センターなどの研究センターが理学部と連携して教育・研究を行っています。 我こそは、と思うみなさんは、課題挑戦プログラムにチャレンジしてはどうでしょうか。化石とは過去の生物(古生物)の遺骸や痕跡が地層中に埋まって残ったものです。 化石の研究には様々な方面からのアプローチがありますが、基本的には地学コースで学ぶ地質学の研究分野に属しています。 まずは地質学で岩石や地層についての基礎知識を学び、地層中に含まれる化石を研究するのが一般的ですが、理学部の他分野の手法を使って化石の研究をすることもおもしろいでしょう。6有機化学を究めたい。相対性理論を理解したい。アインシュタインが確立したことで有名な理論物理学の代名詞にもなっている相対性理論は、宇宙での現象や加速器での実験など現代物理学を記述するのに必須のものとなっています。 相対性理論を理解するためには、力学や電磁気学、物理数学の知識が不可欠です。 物理学コースのカリキュラムでは、力学Ⅰ・電磁気学Ⅰ・物理数学Ⅰなどの物理学の基礎から相対性理論などの高度な物理学まで段階的に学ぶことができます。最先端の自然科学研究に挑戦したい。昆虫が好き。私たちは様々な生き物とともに暮らしています。 なかでも、大変身近な生き物である昆虫には幼いころから関心を持っている人も多いのではないでしょうか。 昆虫は体の形も生き方も実に様々です。 生物学コースでは、昆虫の体のつくりはどのようになっているのか、そうした形はどのようにできてくるのか、そして昆虫が他の動物や植物とどのように関係して生きているのか、などの数多くの謎について、様々な視点から解き明かしていくことが出来ます。化石を研究したい。

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