令和7年9月5日(金)、愛媛大学樽味キャンパスで「令和7年度愛媛大学大学院農学研究科・愛媛県農林水産研究所合同研修会」を開催し、愛媛大学教職員・学生を含め、県内企業等から約100人が参加しました。
今年度はスマート農業技術に関する議論に加え、国内外で深刻化している気候変動への取組についても議論し、これまでの幅広い農学研究科・愛媛県農林水産研究所の研究成果を通じた意見交換により、今後の研究・人材育成の展開を図ることを目的として開催しました。
始めに、治多伸介農学研究科長、森貞雅博愛媛県農林水産研究所長の挨拶の後、森貞所長による「農林水産研究所における主要な取組みと人材育成」について話題提供が行われました。続いて、農学研究科の高橋真教授と愛媛県農林水産研究所の淺海英記部長による「気候変動下における食料安定生産・供給に向けて」、農学研究科の上加裕子准教授と愛媛県農林水産研究所の間健二室長による「スマート農業技術の社会実装の現状と課題」の2つの分科会に分かれ、それぞれで活発な意見交換が行われました。最後に、農学研究科、愛媛県農林水産研究所の研究成果等の紹介が合計31枚のパネル展示によって行われ、出展者、参加者双方の交流が深まりました。
愛媛大学大学院農学研究科、愛媛県農林水産研究所では、このような研究者の連携した活動を通じて、将来に向けた挑戦的な研究に取り組んで参ります。




<大学院農学研究科>