愛媛大学ミュージアム
驚きや発見をもたらす空間は 新しい出会いや感動を生み出す
触れる 感じる 発見する 開かれた体感型ミュージアム
知的刺激に満ちた学びの楽しさがここにある
愛媛大学の学術研究活動に本格的な興味・関心をもっていただくための、楽しくおもしろく学べる大学博物館です。
ミュージアム開館情報
ご観覧について
●21人以上での団体見学は、事前にご予約ください。
●ガイドツアーを希望される場合は、希望日の2週間前までにご予約ください。
●休館日は日曜・祝日です。
【観覧お申込先】
愛媛大学ミュージアム
電話番号:089-927-8293(受付 月~土 10:00~16:30)
ご来館にあたってのお願い
- ●発熱や咳などの風邪症状が見られる場合は、ご利用をご遠慮ください。
- ●入退館時の手指消毒にご協力ください。
展示・イベント
イベントカレンダー
概要
ミュージアムというメディアを用いた愛媛大学の学術研究成果の公開・発信
愛媛大学は、地域から信頼され、その期待に応えられる「地域とともに輝く大学」をめざしています。このなかでは、地域と大学の幅広くいきいきとした双方向の関係が求められています。愛媛大学ミュージアムは、そのためのコミュニケーションの拠点の一つです。
近年、愛媛大学の学術研究は様々な分野で高い評価を受け、国内のみならず国際的にも注目を集めています。ミュージアムから発信される情報は、様々な分野の現在までの学術研究の成果であり、それは私たちの「未来」を指し示しています。ミュージアムは、「未来を担う世代」の新たな可能性をひらく役割も果たしていきます。
皆様のご来館を心よりお待ちしています。
Employing a museum as a medium to exhibit
and share Ehime Universityʼs academic research.
Ehime University is trusted by the community and strives to be an institution that meets community expectations by creating a “radiant regional university, “which calls for a far-reaching,interactive relationship of enthusiasm between the region and the university. Ehime University Museum can be thought of as a new center of communication that fulfills that purpose.
Recently, academic research outcomes obtained by Ehime University have received high regard in a variety of fields, and have garnered attention both domestically and abroad. The museum shares academic research results to date from many different fields that point the way to our future, and plays a role in broadening new possibilities for generations responsible for the future.
愛媛大学ミュージアム館長
Director, Ehime University Museum
利用案内
入館料 | 無料 |
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開館時間 | 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
休館日 | (1)日曜・祝日 (2)その他 ・夏季休業(8月中旬の3日間) ・年末年始(12月28日~1月4日) ・大学入学共通テスト日(※原則) ・前期・後期日程試験日(※原則) ・メンテナンス休館(イベントカレンダー参照) ・臨時休館(※) (※) ・午前8時~10時に、松山市に「特別警報」または「台風に伴う暴風警報」が発令中の場合には、臨時休館とします。 ・開館後、松山市に「特別警報」または「台風に伴う暴風警報」が発令された場合には、その時点で臨時休館とします。 |
その他施設等 | 愛媛大学ミュージアムがある愛大ミューズの建物内には、軽いお食事が可能なカフェもあります。 【ミュージアムカフェ】 営業時間 平日 午前11時30分~午後1時30分 ※土曜、日曜、祝日 休み 【アクアカフェ】 営業時間 平日 午前11時30分~午後1時30分 土曜、日曜、祝日 休み |
展示施設案内
動画で、各常設展示ゾーンの動画を見ることができます。
【2009年開館当時の展示施設案内】
第1常設展示ゾーン: 進化する宇宙と地球 Evolution of Earth and Universe
第2常設展示ゾーン: 愛媛の歴史と文化 Ehime history and culture
【2009年開館当時の展示施設案内】
第3常設展示ゾーン: 生命の多様性 Diversity of Life
第4常設展示ゾーン: 人間の営み Human Activities in the Environment
スタッフがいますので、お気軽に声をおかけ下さい。
土曜日にはツアーガイドも受付けます。
4つの常設展示ゾーンを代表する資料を展示しています。
特定の研究成果を適宜展示しています。
愛媛大学の歴史をコンパクトに紹介しています。
大学紹介映像や各学部・研究科、研究センターの資料を提供しています。
小さな岩石標本が伝える大いなる地球の成り立ち
地球は「奇跡の惑星」とも呼ばれています。太古から現在まで、地球を形作る岩石はどのように変わってきたのか。我々が暮らす大地は現在のような形になるまで、どのような力が働いたのか。また、海や生命と岩石はどのように相互に関わってきたのか。過去の地球で形成された岩石・鉱物は、未来を投影する鏡でもあるのです。
アンモナイトの形には環境に適応し進化した証がある
古生物学は過去の生命に関する学問です。失われた生物の生活様式や環境、進化の道筋を復元するためには、生化学・数学・工学分野などの様々な科学的手法が必要です。蝦夷層群(北海道・上部白亜系)から産した様々な種のアンモナイト標本とともに、理論形態学的に再現されたアンモナイトの生息姿勢と成長様式を紹介しています。
人類未到のフロンティア 地球深部を「探検」する
「ヒメダイヤ」は、愛媛大学が合成に成功した世界最硬の物質です。地球の中心は360万気圧・5000度以上の世界であり、そのような地球深部研究に必要な超高圧実験には、より硬い物質を用いることが重要です。実験のため様々な形に加工された、独特の輝きを持つ「ヒメダイヤ」の実物や、その性質・特徴などを展示しています。
宇宙の起源と未来 未知へのあくなきチャレンジ
ガリレオが初めて光学望遠鏡を使い始めて400年後の現在、最先端の能力を持ってすれば、100億光年離れた銀河でさえ見ることができます。愛媛大学では、銀河、ダークマター、巨大ブラックホール、宇宙の大規模構造の形成と進化、そして多様な宇宙プラズマの性質を調べ、観測と高度な数値計算により、宇宙進化の歴史を探求しています。
愛媛の地のゆたかな歴史的遺産を次世代に語り継ぐ
郷土の優れた歴史・文化遺産や輝かしい先人の英知を活かし、地域文化の創造・発展に寄与するため、最新の人文系研究成果を公開しています。愛媛大学が所蔵する無名の書聖・三輪田米山の日記や、世界遺産登録を目指す四国遍路に関する資料などを用いた研究から、近世・近代における新しい愛媛の姿を発見することができます。
ウェッデルアザラシが問いかける地球環境
愛媛大学は、今や世界から研究者が集まる環境科学研究の国際的な拠点です。複雑化し深刻化する環境問題解決に取り組む多彩な研究成果を公開しています。南極で捕獲したウェッデルアザラシの巨大標本は圧巻。これらの研究試料を分析すると、人間の営みがいかに環境に大きな影響を及ぼしているのかを知ることができます。
昆虫の多様性 120万点を超える日本トップクラスのコレクション
現在、昆虫類は約100万種知られていますが、地球上にはまだその30倍の未記載種がいると推定されています。これほどの多様性を誇る生物群であるにも関わらず、昆虫の持つ機能や有用物質は、現在それほど有効利用されていません。それらが必要となる未来のために、昆虫の多様性を引き継いでいかなければなりません。
世界でオンリーワンのタンパク質合成テクノロジー
愛媛大学で開発した無細胞タンパク質合成技術は、40億年の生命活動の進化シナリオと現生命体ドラマの読破に向けた、世界でオンリーワンの新世代バイオ技術です。細胞内情報伝達系の解明、マラリアワクチン開発、試験管内でのタンパク質の機能改良、さらにはグリーン環境エネルギー研究など、多彩な取組みを公開しています。
豊富な出土資料が語る足下の歴史
愛媛大学の城北キャンパスは、文京遺跡という遺跡の上に所在しています。そのため大学では、キャンパス整備に伴う調査を行い、この場所に刻まれた人間の営みを追究してきました。その結果、とくに弥生時代中期(約2,000年前)には、西日本でも屈指の規模を誇る大集落であったことが明らかとなっています。
鉄の歴史から文化を学ぶ
日本のたたら製鉄は、世界に類を見ない良質な鋼を生産し、歴史を支えてきました。現代でも私たちの生活から鉄が消えることはありません。そんな鉄の歴史を紐解くため、センターは世界各地で調査を行い、遺跡から得た情報により、いにしえの技術を復元して製鉄実験を行っています。技術大国、日本。製鉄はものづくりの原点です。
企画展示スペースと多目的ルームでは、各学部や研究センターなどと連携し、話題性のある現代的・歴史的テーマに沿った企画を展示しています。
詳しくは、「開催中・近日中のイベント」やイベントカレンダーをご覧下さい。
ゆったりと落ち着いた雰囲気の休息スペース
120万点にのぼる国内有数の昆虫コレクションを収蔵
芝生の中庭は食事も楽しめる憩いのスペース
香り高いコーヒーやホットドック・カレーライスなどを用意
足下に眠る文京遺跡の歴史へ誘う空間
事業活動
アクセス情報
所在地 | 愛媛県松山市文京町3 愛媛大学 城北キャンパス |
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TEL | 089-927-8293 |
その他 | ○伊予鉄道市内電車をご利用の場合 環状線「赤十字病院前」下車、北へ徒歩約5分 ○駐車場 ミュージアムの専用駐車場はありません。公共交通機関を利用してご来館ください。 キャンパスマップはこちら |
所在地
キャンパスストリートビュー
①愛媛大学城北キャンパス正門より直進
正門を入ってまっすぐ西に延びる通りは「グリーンプロムナード」。
美しい季節の彩りを感じるこの通りを直進して、愛媛大学ミュージアムへとむかいます。
左手には共通講義棟B、右手には図書館の建物があります。
②大きな四つ角を右折
小川の途切れる大きな通路にて右折します。
③愛大ミューズに到着
左手の3階建ての建物がミュージアムのある「愛大ミューズ」です。
建物の手前には「アクアカフェ」、それを過ぎるとミュージアムの入り口があります。
建物の北端にはミュージアム関連商品も取り揃えた「ミュージアムカフェ」もございます。
よくある質問
正門を入って、約100m直進し、十字路右側の建物(愛大ミューズ)内にあります。のぼりが目印です。
学内、学外の区別無く、どなたでも見学することが可能です。入館料は無料です。
お一人様でも申し込み可能です。土曜日以外は事前に申し込み(Tel 089-927-8293)をお願いします。
ガイドを希望する場合は、事前の申込み(Tel 089-927-8293へ連絡)をお願いします。
その際、団体名・引率責任者とその連絡先、来館日時・人数(小・中学生、学生などの属性)をお知らせください。
ミュージアムの専用駐車場はありませんが、これまで、マイクロバスや大型バスなどで来館された際には、
大学正門付近のスペースを臨時的な駐車場として活用しています。
行事等で駐車できないこともありますので、必ず事前にミュージアム(Tel 089-927-8293)へお知らせください。
また、来館時には正門横守衛室の指示に従ってください。
平日は大学生協食堂やレストラン、ミュージアムカフェ、アクアカフェを利用できます。