教育学部
人間力を高め、教育の未来を創る
教育学部は、学校教育教員養成課程として、初等教育コース(幼年教育サブコース・小学校サブコース)、中等教育コース及び特別支援教育コースの3つのコースから成り立っています。附属学校園や地域の学校における多様な実習と理論を結びつけた充実したカリキュラムにより、豊かな人間性と優れた実践的指導力を兼ね備えた学校教員を養成します。
学校教育教員養成課程コース概要
初等教育コース
初等教育コースは、幼稚園教諭や保育士を目指す幼年教育サブコースと、小学校教諭を目指す小学校サブコースからなります。全ての教科をまんべんなく学び、初等教育教員としての資質を養います。さらに、教育における現代的な諸課題に対応した授業科目群や豊富な実習カリキュラムにより、教師としての実践力を高め、地域の要請に応えられる教員を育成します。
中等教育コース
所属する専攻の中学校教諭一種免許を卒業要件としての基礎免許とする他に、他教科の中学校教諭一種または二種免許、あるいは所属する専攻の高等学校教諭一種免許の取得を目指します。教科教育に関する高い専門性を持つとともに、広い視野に立って地域の教育ニーズに応えられる教員を育てます。
特別支援教育コース
誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える共生社会の実現に向けて、特別な支援の必要な子どもたちの教育も大きく変わろうとしています。障害の有無にかかわらず同じ場で共に学ぶ仕組みである、インクルーシブ教育システムの構築は、その基盤となるものです。
特別支援教育コースでは、子ども一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行うことができる、幅広い知識を基盤とした高い専門性を備えた人材の養成を目指します。
小学校教諭一種免許状と特別支援学校教諭一種免許状の4領域(聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者)を取得することにより、特別支援学校、特別支援学級、通級による指導、通常の学級など連続性のある多様な学びの場で活躍できる知識と技能を身につけます。