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教育学部で同窓生の菅田顕さんによる特別講演会「教育学部中庭物語」を開催しました【11月20日(木)】

令和7年11月20日(木)、教育学部2号館多目的講義室で、同窓生(昭和34年卒)で元小学校校長の菅田顕さんをお招きし、特別講演会を開催しました。この講座は、同窓生を中心に多方面から学生に対する支援をお願いする「教育学部サポーター制度」の取組の一環として、平成21年度からスタートし、今回で22回目になります。

今回の演目は「教育学部中庭物語」で、菅田さんは約50人の受講生に対し、教育学部の中庭にある 「師魂石井素胸像」、「師道鑽仰之碑」を中心に、愛媛の師範教育の歴史、戦災による校舎の焼失、戦後の再建という、大きな時間の流れを体験談と資料から語られました。

菅田さんは、「碑文や胸像は多くの卒業生に影響を与え、自身も学級経営や学校運営で行き詰まるたびに碑文に立ち返った。若い学生のみなさんにも、この歴史を知り、教育者としての原点を感じてほしい」と後輩たちに呼びかけられました。

菅田さんの講座は、これから教師になろうとする学生にとって、愛媛大学教育学部に受け継がれる教育精神を学び、教師としての心構えを確認する大変貴重な機会となりました。

師魂石井素胸像について
愛媛大学教育学部同窓会報第104号(p14~15)

師道鑽仰之碑について
愛媛大学教育学部同窓会報第105号(p18~19)

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