プレスリリース

【12月4日】四国MEの会 松山市立雄新中学校で防災学習を実施

このたび、愛媛大学防災情報研究センターでは、四国MEの会(四国社会基盤メンテナンスエキスパート会)注)と協力し、松山市立雄新中学校の生徒を対象に、DIG(簡易型図上訓練)を用いた防災学習を行います。

DIGとは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の略であり、参加者が地図を囲みながら、ゲーム感覚で積極的に災害時の対応策を考える簡易型の図上訓練です。

この取組は、DIGによる防災学習により、若い世代の方々にも日頃から防災意識を高め、万が一のための知識を深めてもらうことを目的に実施するものであり、令和元年度から愛媛県立松山工業高等学校及び愛媛県立松山南高等学校の生徒を対象に毎年開催しています。

昨年度からは、さらに対象を中学生に拡大し、松山市立雄新中学校の1年生〔約260名〕を対象とした防災学習も実施しており、今年度は12月4日に開催します。

注)我が国の社会基盤は、今後、急速に高齢化(建設後50年)の時代へと移行します。一方で、我が国の社会情勢は少子高齢化による人材(技術者)の不足などが極めて顕在化する時代となります。特に、四国地域のような社会環境の縮退が進みつつある地方圏においては両者の負荷はさらに深刻です。そのため、愛媛大学では2013年から「社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座」を開設し、俯瞰的な視野から専門や所属の立場を越えて地域の総力でもって社会基盤の維持管理(インフラマネジメント)を担う人材(四国ME)の育成に取り組んでいます。現在、2024年度(令和6年度)時点で、第11期修了生までの四国ME会員は産官で合わせて257名に達し、その目的のための活躍を始めています。
ME養成講座HP

日時

令和7年12月4日(木)3・4限目〔10:40~12:30 3クラス〕及び5・6限目〔13:30~15:20 4クラス〕

会場

松山市立雄新中学校 体育館

内容

DIG(簡易型図上訓練)を用いた防災学習

対象

松山市立雄新中学校 1年生〔37人×7クラス 約260人〕

講師

愛媛大学防災情報研究センター及び四国ME

●取材いただける場合は、12月1日(月)までに以下のお問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせは、お気軽に下記までお寄せください。

愛媛大学地域協働推進機構
防災情報研究センター