イノベーション創出院先端農業R&Dセンターは、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(スマート農業技術活用促進法)に基づく開発供給実施計画を農林水産省に提出し、令和7年5月30日(金)に開発計画の認定を受けました。
本計画では、愛媛大学が代表機関として愛媛県農林水産研究所、株式会社アテックス、THK株式会社、井関農機株式会社、JAえひめ中央、JAにしうわと連携し、急傾斜園地でのかんきつ栽培を省力化するため、自動摘果・収穫・運搬ロボットシステムの開発及び社会実装に取り組みます。
本計画に沿って、令和7年度から令和9年度の3年間は、「スマ―ト農業技術の開発・供給に関する事業(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術支援センター)」の受託研究を受けて「摘果・収穫・自動運搬ロボットによる急傾斜かんきつ園の人―ロボット協働型農業システムの開発」を実施します。
加えて、本センターは、株式会社NTT e-Drone Technologyが代表機関として実施する、「傾斜地の柑橘防除等に活用可能な国産大型ドローン」の開発・供給にも参画し、これらふたつのプロジェクトを通して、スマート農業技術を活用した、かんきつ栽培の超省力化を目指します。