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「第39回愛媛大学授業デザインワークショップ」を開催しました【6月14日(土)~6月15日(日)】

令和7年6月14日(土)~6月15日(日)、愛媛大学城北キャンパスにて、四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)と愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室(教職員能力開発拠点)主催で「第39回愛媛大学授業デザインワークショップ」を開催しました。このワークショップは、授業を担当するにあたって必要となる基礎的な知識と技術を学ぶことを目的として、毎年開講しています。通算39回目の開催となる今回は、11人が参加しました。

参加者は、事前にMoodle上で動画教材やオンラインテストなどを通した学習を行い、研修に臨みました。

研修初日には、「授業設計」「授業の構成」「授業実践」「学習評価」といった、授業の設計から評価に至るまでの一連の過程に関する基礎知識を習得する講義が行われました。また、授業設計の講義内で作成したシラバスをもとに、参加者同士でピア・レビューを実施し、お互いのフィードバックを通じて活発な意見交換が行われました。 研修2日目には、2日間の集大成となる模擬授業を行い、講師や他の参加者からのアドバイスを受けて、研修の成果と今後の課題を見出すことができました。また、閉会式では、教育・学生支援機構の中井俊樹副機構長から「この時代に合ったご自身の授業の型を身につけていただきたいと申し上げましたが、研究成果では10年程度かかるといわれています。今回の研修で学んだことを、今後の教育活動で実践し自分の授業の型をつくっていくことを期待しています」との激励の言葉がありました。基礎知識の習得から実践演習まで行い、参加者にとって実りある研修会となりました。

※四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)は、四国地区36の国公私立大学・短期大学(四国地区に一部の学部等を置く大学を含む)及び高等専門学校によって構成される教職員能力開発のための大学間ネットワークです。SPODは、ネットワークの活動を通じて、学生の豊かな学びと成長を支援する実践的力量をもった高等教育のプロフェッショナルを輩出することを目指しており、愛媛大学は、その代表校を務めています。
SPODでは、四国各県に位置する「ネットワークコア校(徳島大学・香川大学・愛媛大学・高知大学)」がそれぞれ同様の新任教員向け研修会を開講しており、どの大学が主催するプログラムを受講しても同様の効果が得られるよう、内容を標準化しています。

<教育企画課>