令和7年7月4日、お茶の水女子大学にて、愛媛大学教育学部附属才能教育センター(EU-GATE)とお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所(ISE)が連携協力に関する協定を締結しました。
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所は、科学教育の振興と科学文化の醸成を柱に、長年にわたって教育・研究・社会貢献の三位一体の実践を積み重ねてきた研究所です。特に、理科教材や自由研究に関するデータベースの構築と公開は、科学教育のアクセシビリティを飛躍的に高め、多くの教育現場や家庭に探求的な学びの機会を提供しています。また、被災地や不登校の子どもたちへの支援、そして多様な個性や背景を持つ学習者一人ひとりに応じた教材提供の取組は、まさに私たち才能教育センターが掲げる理念とも深く響き合うものです。
愛媛大学教育学部附属才能教育センターは、個性が協調し合える社会の実現を目指し、本年4月に発足いたしました。全ての子供がもつ内なる可能性に光をあて、その力が正当に認識され、育まれる社会の構築を目指し、研究・教材開発・人材育成に取り組みます。お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所との連携協力を通し、開発的、実践的な教育、研究の新たな展開が生まれることを確信します。
本年はお茶の水女子大学創立150周年という記念すべき節目の年です。このような歴史的な年に連携協力の協定を結ぶことができるのは、私たちにとっても大きな誇りであり、今後の協働が日本の才能教育、科学教育を牽引する大きな原動力となることを、心より願います。千葉和義所長をはじめ、協定の実現にご尽力いただいたすべての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
<教育学部>