令和7年10月4日(土)にセンターオブガレージで開催されたアグリテックグランプリ2025において、大学院理工学研究科博士後期課程3年生の澤崎佑太さんが「リアルテックファンド賞」を受賞しました。
本会は、株式会社リバネスが主催するリアルテック領域(食、農、環境、水資源、バイオマス等)の技術シーズと起業家の発掘・育成を目的としたプログラムであり、リバネスならびにパートナー企業による「テックプランター」の一環として開催されました。テックプランターは大学や研究機関、企業の研究所で生まれる科学技術の「種」を発掘し、ビジネスとして芽吹かせる「プランター」としての役割を担うことを目的としたエコシステムです
澤崎さんは、植物の中でも生産力と研究データの蓄積に優れるイネの種子を用いることで、有用タンパク質を常温保存可能な状態で低コストかつ高収量に生産する技術の開発をめざす研究を、プロテオサイエンスセンターの野澤彰准教授のもとで行っています。今回、「植物工場での高価値バイオ製品生産」という題目で研究内容を発表したところ、植物工場において高付加価値な製品を持続的に生産できるという研究の実用性や、生産物の幅広い応用可能性が高く評価され、受賞に至りました。
<プロテオサイエンスセンター>

