令和7年10月13日(月)、仁科弘重学長が、インドネシアの大学間交流協定校であるボゴール農業大学を訪問しました。
仁科学長は、同大学本部棟において、ボゴール農業大学のアリム スティアワン スラメット(Alim Setiawan Selamet)副学長、イスカンダル シレガル(Iskandar Z. Siregar)副学長、デニ ノヴィアナ(Deni Noviana)副学長、ヘリー スハルディヤント(Herry Suhardiyanto)元学長を表敬訪問しました。この表敬訪問には、本学から仁科学長のほか、小林修学長特別補佐(国際連携)、国際連携推進機構の島上宗子教授らが出席しました。
表敬訪問に続いて、一行は両大学間の今後の交流について協議する会合に出席しました。仁科学長は、「貴学との間で、教育・研究の両面において深い交流を重ねてまいりました。特に、SUIJI(Six-University Initiative Japan Indonesia)コンソーシアムを通じて、両国の学生が農山漁村でのサービスラーニングを共に行い、持続可能な社会の構築に向けた実践的な学びを深めております。愛媛大学は、四国最大の総合国立大学として、今後もボゴール農業大学との連携をさらに強化し、教育・研究・地域貢献の各分野において、より実りある協力関係を築いていきたいと考えております。」と挨拶しました。アリム副学長は、連合農学研究科(博士課程)を平成29年に修了した本学の卒業生であり、多くの愛媛大学卒業生・修了生がボゴール農業大学で教員として活躍していることに触れたうえで、愛媛大学との関係を強化していきたいと述べました。
ボゴール農業大学は、農学系を中心に11学部と1大学院を抱えるインドネシアを代表する総合大学で、本学とは2008年に大学間の学術交流協定と学生交流覚書を締結しています。協定締結以降、両大学間では、SUIJIコンソーシアムによる学生相互派遣プログラムや、工学部における土木工学分野での共同研究の実施、若手教員の学位取得のための受入れなど、様々な分野での交流を展開してきました。
本学は、今後もボゴール農業大学との多層的な交流を継続、展開していく予定です。




<学長室、国際連携推進機構>
