令和7年11月15日(土)、隅田学学長特別補佐が、インド工科大学(Indian Institutes of Technology:IIT)ハイデラバード校で開催された科学技術振興機構(JST)主催の「第4回日印大学等フォーラム」に参加しました。今回、参加大学・研究機関は日印合わせて 80 を超える規模となり、日印間の学術交流としては過去最大級となりました。
フォーラムは、開会式典、円卓会議、個別会談の3部構成で開催されました。このうち、第2部の円卓会議では、本学は「地方創生を切り口に地方自治体と連携した人材育成・キャリアパス支援」の円卓に参加し、隅田学長特別補佐が愛媛大学における多様な領域の特色あるセンターの取組、インドの大学や企業との連携実績やグローバルタレント育成について発表しました。続いて行われた第3部の個別会談では、本学はIITマンディ校と面談し、今後の協定締結に向けた意見交換を行いました。
翌16日(日)には、これまで主に本学の社会共創学部が共同研究や学生の短期相互派遣を続けてきたIITハイデラバード校との間で、大学間の学術交流協定の締結を行いました。締結式では、両大学の代表から今後のさらなる学術及び学生交流の推進に向けた期待が示され、固い握手を交わしました。締結式には、IITハイデラバード校からBudaraju Srinivasa Murty学長のほか、Japan Cooperation CellのChandrasekhar Murapaka教授、片岡広太郎教授、IITH Japan Desk 上田大輔氏ら5人、本学からは隅田学長特別補佐のほか、社会共創学部からNetra Prakash Bandary教授、山中亮准教授、学生2人が出席しました。
また、締結式と前後して、IITハイデラバード校の主催で日本留学促進イベント「IITH Japan Academic Day 2025」が開催されました。来場したインド人学生や高校生などに対して、本学を含む日本の各参加大学が、個別のブースにおいて自大学の紹介を行いました。特に理工系分野の大学院進学やインターンシップを希望する学生が多く、愛媛大学のブースは大盛況でした。
本学は、今回のフォーラム参加と協定締結を通じて、IITハイデラバード校をはじめとするインドの大学との連携をさらに強化してまいります。




<国際連携推進機構、社会共創学部>

