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バベシュ・ボヤイ大学からオアナ・パプック助教を受け入れました【9月15日(月)~12月4日(木)】

愛媛大学では、令和7年9月15日から12月4日までの約3か月間、本学の国際交流協定締結校であるルーマニアのバベシュ・ボヤイ大学文学部外国語学科助教のオアナ・パプック氏を、外国人客員研究員として受け入れました。

バベシュ・ボヤイ大学は、ルーマニア・クルージュ=ナポカ市に所在する1581年創設の名門国立大学で、現在は約43,000人の学生と約1,700人の教員を擁し、22の学部を有しています。日本語教育や日本文化研究にも長い歴史があり、近年では愛媛大学との間で学生交流や教職員交流を中心とした活発な学術交流が継続されています。

今回は、国際連携推進機構が窓口となり、学術面では法文学部人文社会学科応用英語学担当の高橋千佳教授のもとで受け入れが行われました。

滞在期間中、オアナ氏は高橋教授の基礎演習および専門演習の授業に複数回参加し、自身の研究内容やルーマニアの歴史・文化・教育事情について紹介するとともに、学生を対象とした調査を実施しました。ゼミ生との議論では、言語習得や異文化コミュニケーション、また「海外から見た日本」などをテーマに活発な意見交換が行われ、教員・学生双方にとって刺激的で実りある交流の機会となりました。また、指導学生の一人が来年バベシュ・ボヤイ大学へ交換留学を予定していることもあり、学生にとって心強い人的つながりが生まれる機会ともなりました。

さらに、オアナ氏は研究発表および俳句のワークショップを開催しました。このワークショップは、ASEAN/アフリカ・エンゲージメント推進室主催による第7回グローカルエンゲージメント研究会として開催されたものであり、複数の言語を用いた俳句創作が行われ、参加した教職員や学生は、言語や文化の枠を越えた表現の可能性を楽しみながら学びました。参加者は、同氏の幅広い専門知識と創造的なアプローチに熱心に耳を傾け、終始和やかで活発な雰囲気の中、有意義な時間を共有しました。

ワークショップにて説明をするオアナ氏

オアナ氏は滞在を振り返り、愛媛大学での研究・教育環境や手厚い支援への感謝を述べるとともに、今後の共同研究や学生主体のオンラインでの交流など、さらなる連携の可能性にも言及されました。また、日本語と英語を交えた日常的な交流を通じて、相互の語学力向上や文化理解が深まったことにも触れ、今後も愛媛大学との協力関係を継続していきたいとの意向を示されました。

今回の受け入れを通じて、愛媛大学とバベシュ・ボヤイ大学との研究・教育交流は一層深化しました。両大学は今後も、学術交流協定および学生交流の枠組みに基づき、研究者交流や学生交流を含む多面的な連携を着実に推進してまいります。

<法文学部・国際連携推進機構>