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大学連携JICA海外協力隊ガーナ派遣される(3例目)前田彩名さん・湯口貴聡研究員らが愛媛県庁を表敬訪問しました【7月2日(水)】

令和7年7月2日(水)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外協力隊としてガーナへ派遣されるプロテオサイエンスセンターマラリア研究部門の高島英造教授、湯口貴聡研究員、大学院理工学研究科前期課程1年生の前田彩名さんが、出発に先立ち愛媛県を表敬訪問しました。

愛媛大学は、令和5年6月30日(金)に、ガーナ大学の野口記念医学研究所における能力開発支援のため、JICAと海外協力隊派遣に関する覚書を締結しており、今回の派遣は、昨年の派遣に続き3例目です。派遣期間は7月8日(火)から8月8日(金)まで(前田さん)、9月20日(土)まで(湯口研究員)で、野口記念医学研究所で現地研究員らに愛媛大学が独自開発した「コムギ無細胞タンパク質合成技術」を伝え、マラリア研究の進展に役立てる予定です。組換えマラリアタンパク質は調整が非常に困難であることから、現地研究者は、限られた種類のタンパク質を用いた限定的なマラリア研究に留まらざるを得ない状況であることを鑑み、少しでも自由な発想でマラリア研究を遂行できるよう貢献します。セルフリーサイエンス社からコムギ無細胞系タンパク質合成用試薬を提供していただき、現地でタンパク質合成を行います。

表敬訪問では、最初に愛媛県の菅 規行副知事から「えひめ海外協力大使」委嘱状が授与されました。今回の派遣により、ガーナにおけるマラリア撲滅に貢献できるとともに、前田さん、湯口研究員にとっては得難い国際経験となることから、本事業を通じた国際フロンティア人材の育成が期待されます。

参考

■ 新聞掲載(令和7年7月3日付愛媛新聞)
(掲載許可番号 d20250703-03)

<プロテオサイエンスセンター>