入舩徹男 愛媛大学特別栄誉教授(前先端研究院長・前地球深部ダイナミクス研究センター長)が、国際鉱物学連合(IMA)の最高賞であるIMAメダルを受賞し、8月20日(木)から24日(月)にかけて南京市で行われた同連合の総会において、授賞式と受賞講演が行われました。
国際鉱物学連合(International Mineralogical Association, IMA)は、1958年に設立された鉱物学分野の国際学術組織で、日本鉱物科学会をはじめ、世界38か国の鉱物学関連学会・組織が加盟しています。IMAは、新鉱物の認定を行う国際機関として広く知られています。また、鉱物科学分野において顕著な研究業績をあげた研究者を1年または2年に1名程度選考し、同連合の最高賞である「IMAメダル(IMA Medal for Excellence in Mineralogical Research)」を授与しています。
IMAは4年に一度総会を開催しており、2026年の総会は8月20日から24日までの5日間、中国・南京市で開催されました。今回の総会では、2023年のIMAメダル受賞者に選出された入舩特別栄誉教授を含む3名の受賞者に対する授賞式が行われ、それぞれ受賞講演を行いました。
IMAメダルは2008年に授与が開始され、これまでに世界で14名が受賞しています。入舩特別栄誉教授は、東北大学の大谷栄治名誉教授に続き、日本人として2人目の受賞者となります。
今回の受賞は、超高圧実験による鉱物科学・地球深部科学分野における卓越した研究業績に加え、「ヒメダイヤ」をはじめとする新規材料の開発に関する独創的な研究が高く評価されたものです。入舩特別栄誉教授は、8月21日に「Synthesis of nano-minerals under ultrahigh pressure using Kawai-type multi-anvil apparatus」と題する受賞講演を行いました。

右から土屋旬 元GRC教授(現大阪大学教授)、入舩徹男 愛媛大学特別栄誉教授、井上徹 元GRC教授(現広島大学教授)、GRC土屋卓久教授・センター長、鍵裕之東京大学教授(GRC客員教授)、左端はIMA新会長のNancy Rossバージニア工科大学教授)

<地球深部ダイナミクス研究センター>

