このたび、文部科学省からの認可を受け令和9年4月に開設することとなった「人文社会科学研究科博士後期課程」に関する記者説明会を、令和8年9月10日(木)に開催しました。
はじめに、仁科弘重学長から、「文系分野の中でも横断的な視野を持ち、複雑化する地域課題に対して新たな知見を提示するとともに、実践的に取り組むことができる人材を育てる」という設置の目的と、本課程の設置は、文部科学省中央教育審議会の「我が国の『知の総和』向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」でも示されている「大学を18歳で入学してくる日本人学生だけでなく、社会人をはじめとした幅広い学生が集まる多様な場としていく」という方向性に沿うものであるとの説明がありました。
続いて、八尋秀典理事・副学長(大学院博士後期課程設置準備室長)及び徐祝旗副学長(同副室長)から、人文社会科学研究科博士後期課程の概要について、以下のとおり説明がありました。
「現在の人文社会科学研究科は修士課程のみで、法文学専攻と産業システム創成専攻の二専攻で構成されています。現在は、それぞれの専攻内で教育・研究指導が完結するカリキュラムとなっているため、研究科内で専攻を超えた分野横断的な指導を行う機会は、一部の授業科目に限られています。複雑化する実社会の課題に対応し、新たな知見を提示できる人材を本学で養成するためには、専門分野の枠を超えて学び、研究できる教育環境が必要です。そこで、両専攻の専門性を融合した博士後期課程として、研究科と同じ名称の「人文社会科学専攻」を設置することとしました。従来、博士号取得後の主な進路とされてきた研究者に加え、政策立案に携わる方や、企業の内外でガバナンスに関わる方など、専門的な知識と研究力を生かして、社会のさまざまな分野で活躍することを目指す方の入学を期待しています」
愛媛大学は、これからも、地域社会の発展と持続可能な未来の実現に貢献するとともに、新たな時代に求められる高度人材の育成に取り組んでまいります。




参考
<評価IR課>
