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2016-06-08 ~
2016-06-08
次世代科学者育成プログラムは、理科に高い意欲・才能を持つ中学生を対象にした国立研究開発法人科学技術振興機構の支援事業です。愛媛大学では、平成25年度から事業名「科学イノベーション挑戦講座」として、4ヵ年連続で採択されています。
この事業の平成28年度受講生を募集しています。科学者を目指す生徒さんをお待ちしています。
事業について
この事業は、（1）講座と（2）共同研究を通して、科学者としての能力を育成します。
（1）講座は、科学の幅広い内容について学んでいきます。平成27年度は本学教員の講座の他に田中貴金属工業株式会社湘南工場長を招聘した都市金属鉱山リサイクル実験・イグノーベル賞を受賞されたハウス食品株式会社今井研究主幹の講演・上野製薬株式会社R&Dセンター見学（兵庫）・霧島酒造株式会社本社工場見学（宮崎）・東レ株式会社愛媛工場見学（愛媛）などの実施がありました。
（2）共同研究は、講座とは別に自宅や学校で進める研究活動です。現代の科学者と同じようにひとつの大きな研究テーマを生徒同士で役割分担して進めていきます。たとえば、平成27年度は「おいしい甘酒・水あめをつくろう」という研究テーマで、ひとりひとりが異なるデンプン、異なる条件でそれぞれが「おいしい」と感じる甘酒・水あめをつくりました。これらの研究成果は専門学会で発表しています。平成27年度は、日本理科教育学会第65回全国大会(京都)、国立研究開発法人科学技術振興機構全国受講生研究発表会(東京)、日本化学会中国四国支部大会(岡山)、えひめサイエンスチャレンジ(愛媛)、愛媛国際科学文化キャンプ(愛媛)で計11件の発表を行っています。
詳細と応募について
講座は原則として日曜日の8：30〜12：30に本学で実施されます。第1回は6月12日（日）の予定です。
このプログラムは、選抜を経て受講者を決定することが実施条件に定められており、第1回に全員参加の選抜試験を行い、上位者20名程度を選抜する予定です。第1回以降の予定に関しては以下のサイトをご覧ください。応募の受け付けも行っています。
応募対象
小学校高学年（若干名）、中学校1〜3年生
実施日に本学に通える必要があります。保護者の方の送迎は自由です。
応募締切
平成28年6月8日（水）
実施主担当者
愛媛大学教育学部理科教育講座（化学） 大橋淳史准教授