イベント
愛媛大学宇宙進化研究センターは、全国同時七夕講演会のイベントの一環として、下記のとおり講演会を開催します。
このイベントは、毎年7月7日の七夕の日や伝統的七夕の日の頃に全国各地で天文や宇宙に関する講演会を実施し、天文学の普及を図るものです。今年は熊本大学、鹿児島大学と合同で、オンライン(Zoomウェビナー)にて開催します。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時
令和4年7月9日(土) 13:30~15:30
場所
オンライン開催 Zoomウェビナー(先着500人)
(パソコン、スマートフォン、タブレットなどを使用してご参加いただきます)
※愛媛大学のキャンパスでは開催されません。
対象
どなたでもご参加いただけます。
参加費
無料
参加申込
事前の申込が必要です。
参加ご希望の方は、下記の申込フォームからお申込みください。
【受付締切:令和4年7月5日(火)】
内容
13:30~ 「地球外生命を探せ!」 講師:高橋慶太郎(熊本大学 教授)
地球外に生命はいるのか。これは誰もが興味を持つ大きな問題です。はやぶさ2などによる太陽系探査、太陽系外惑星の発見、大型観測装置の建設など近年の天文学の発達によってようやく地球外の生命について科学的な研究が行われるようになってきました。本講演ではこれらについて解説し、地球外の生命、さらに知的生命に思いを馳せます。
14:10~ 「なぜ宇宙ジェットが折れ曲がる?電波観測で迫る銀河団内部の構造」 講師:酒見はる香(鹿児島大学 プロジェクト研究員)
銀河団には100個程度の銀河があり、その一部は宇宙ジェットと呼ばれる高速のガスを噴出しています。直進する宇宙ジェットが多い中、私たちは、銀河団の運動から予測される方向とは真反対に折れ曲がる奇妙な宇宙ジェットを発見しました。この天体を南アフリカの電波干渉計MeerKATで詳細に観測し、さらに数値シミュレーションと比較することで、特異な宇宙ジェットの形成機構を明らかにしました。本講演では観測結果などのムービーをご覧いただきながら、なぜ宇宙ジェットが折れ曲がるのかについてご説明します。
14:50~ 「クェーサーと銀河の関係から迫る宇宙の進化」 講師:内山久和(愛媛大学 特定研究員)
我々の住んでいる宇宙はどのように進化してきて、今後どのような運命を辿るのでしょうか?そんな、誰もが一度は考えたことのある問いに迫るには「クェーサー」と呼ばれる天体の観測が重要です。クェーサーを観測することによって見えてきた宇宙の姿を、最新の研究結果とともにわかりやすくご紹介します。
講演会のポスターは、以下のファイルをご覧ください。
参考Webサイト
イベント概要
開催場所 | オンライン開催 |
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対象 | どなたでも |
開催方法 | オンライン |
開催者
開催者名 | 宇宙進化研究センター |
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電話番号 | 089-927-8430 |
メールアドレス | center@cosmos.ehime-u.ac.jp |