概要
愛媛大学大学院農学研究科 吉冨博之准教授と千葉県立中央博物館 尾崎煙雄主任上席研究員は、これまで未知だったフタホシドクガの幼虫期とその食樹を発見しました。
この発見には、2つの興味深い点があります。1つは本種の幼虫が毒刺毛を有する衛生害虫として重要な点です。もう1つは寄生性植物のヤドリギを食樹としている点です。ヤドリギを専門に食べる鱗翅目の昆虫はこれまで日本から知られていませんでした。
本研究成果は、2019年12月30日に日本昆虫分類学会が発行する学術誌「Japanese Journal of systematic Entomology」に掲載されました。
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