愛媛大学では、このたび、実験講座「光合成色素の分離と分析」を開催します。
この実験講座は、愛媛大学で採択されている科学技術振興機構次世代科学者育成プログラムメニューB「科学イノベーション挑戦講座」を受講する中学生を対象に開催するもので、今回は光合成色素について学びます。
植物が太陽光を化学エネルギーに換える光合成には、太陽の光を吸収するクロロフィルという色素が関係しています。実験講座では、中学生たちが、実験キットを利用してクロロフィルの分離に挑戦するほか、分離したクロロフィルについて機械を使った分析やクロロフィルを使った化学実験にも挑戦します。
日時
平成27年11月21日（土）9時00分～12時00分
場所
愛媛大学教育学部2号館2階 理科学生共同実験室2
参加者
中学生9人、大学生・大学院生10人、和光純薬工業社
駐車場
無
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「クロロフィル」とは
植物が太陽光を化学エネルギーに換える光合成には、太陽の光を吸収するクロロフィルという色素が関係しています。しかし、高等学校までの学校教育の中では、クロロフィルの構造やその性質についてはほとんど学習しません。一方で、日本の光化学の分野ではクロロフィルなどは光増感剤として研究されており、太陽電池の素材として利用されるなど活発な研究が行われています。
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