!

重要なお知らせ

プレスリリース

愛媛大学法文学部開講科目「紛争処理法入門」高知学芸高校上海列車事故遺族による講演

愛媛大学法文学部開講科目「紛争処理法入門」では、このたび、高知学芸高校上海列車事故遺族のお一人、中田喜美子さんを講師にお招きしての講演を下記のとおり開催します。
講演では、1988年に高知学芸高校の修学旅行生らが中国・上海郊外の列車事故に巻き込まれて亡くなった事故について、次女を喪った中田喜美子さん(高知市在住)が、事故発生から現在に至るまでの胸のうちを語ります。中田さんは、2013年5月に出版した手記『シルクのブラウス:「高知学芸高校上海列車事故」を、知っていますか?』をもとに、突然の事故でわが子を奪われた悲しみ・苦しみ、わが子の無念を晴らしてやりたいという親としての義務、そして責任回避の姿勢を取り続ける学校と向かうむなしさを伝えます。

日時

平成27年11月18日(水)18時00分~19時30分

場所

愛媛大学法文学部講義棟2 4階大講義室

対象

「紛争処理法入門」受講学生(90人)、愛媛大学生(受講学生を除く)
*一般の方の聴講は想定していません。取材を希望される報道機関関係者の方のみ聴講いただけます。

定員

特に設けていません(会場の座席数は,256席です)

駐車場

報道機関の方で、車でお越しの場合は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。

高知学芸高校上海列車事故

1988年3月24日、高知学芸高校の修学旅行生らを乗せた列車が上海市郊外で対向列車と正面衝突、生徒27人と引率教諭1人が死亡した。事故後、学校が初めての海外修学旅行だったにも関わらず、下見を怠るなどの数多くの失態が発覚。中田さんら一部遺族が学校の責任を追及し続けているが、事故発生から27年がたった今も、学校から誠意ある回答は得られていない。中国との補償交渉は89年に妥結。

プレスリリース資料はこちら(PDFファイル 498KB)

お問い合わせ先

法文学部総合政策学科 小佐井 良太(准教授)

Tel 089-927-9256
Mail  r531mail@ehime-u.ac.jp